肛門クリニック


この前、妹とスーパーに買い物に行ったところ、ご夫婦が仲良く『生理ナプキン』を吟味中でした。明子ねぇちゃんのように遠くからひっそりと見守っていたところ、特に旦那さんが熱心に奥さんに『これは? じゃあ、これは?』と薦めているように見えました(なんせ、遠くから見守っていたもんで定かではありませんが)。

『ブラジャーならともかく(そういうカップルは時々見るが、夫婦はあまり見ないなぁ)生理ナプキンとは... リベラルなご夫婦? それとも、どんなお買い物にも付き合うやさしいご主人? いや、自分が知らないものを妻が身に付けているのが許せない暴君?』と、しばし熟考...

と、その間にご主人の気に入った一個をかごに入れ、ご夫婦は去っていきました。で、妹と出した結論が『旦那さん、痔持ち?』というものでした。

いや、会社にいた頃、痔持ちのオジ様たちが結構いらしたのですが、その中の一人(朝礼中に”えらいこと”になって、後ろの方に立っていた女子社員を『○○さん、生理だ、生理だ』とざわつかせた強者)が。『いや〜、大人用オムツみたいにかさばらないからさぁ、あれ、いいよぅ』って言って女子社員を引かせたことがあったもんで。

で、そのあと『ってことは○○さん、トランクス派じゃなくてブリーフ派かビキニ派なのかぁ』『いや、ふんどしかも』『いや、ふんどしじゃテープ着きにくそうじゃん』と盛り上がったんです。で、とどめにその中の一人が『邪魔になんないのかなぁ』と。じゃまになんないのでしょうか?

と、いうことで働き盛りのおじさま(いや、お嬢様もマダムもいらっしゃいますが)を襲うこの疾病。入院中も仕事は待っちゃくれません。ということで日曜診療はもちろん、このような設備が売りになるようです。

普通の入院なら『入院中ぐらい仕事を忘れて』と言われるだろうに、痔持ちには世間容赦ないのか? それとも、ネットのヘビーユーザー(長時間座りっぱなしになりやすい)ほど痔になりやすいということを見こしているのか?

今はどうかわからないんですが、昔は痔で手術直後はうつぶせに寝ることになるので、入院の際は、うつぶせでネットできるよう訓練しておくことをお奨めします。いや、そこらへんも完備されてるかこの病院。


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