ハードロック・カフェ
夫が出張先のニューオーリンズのハードロック・カフェの入り口横で撮影した『ドラッグと核兵器の持ち込み禁止』のネオンサイン。ここでは『お店の中心でストーンズの来日を叫ぶ沢田研二』はおん出されちゃいます。いくらロック好きでも。
ところで、例の黄色い電撃ネズミみたいな略語で呼ばれているアレ、愛を叫んでもいいけど、本屋で映画の宣伝ビデオを、それも『助けてください!!』と叫んでいる場面をエンドレスで流しているのに出くわした時は、そのテレビデオぶっ壊そうかと思っちゃいましたよ。『ああっ!!エンドレスで叫んでる時間があったら、てめぇで背負って病院へ走れ!!』と。というか、今、この本屋でなんか事件が起きて助けを呼んでも誰も助けてくれないかもなぁ、と思ったり。最近は、『よほどのことがない限り、大声で悲鳴をあげたり、ふざけて”助けて〜”と叫ばないこと。でないと、いざという時にふざけてると思われて助けてもらえないよ』とか言われないんでしょうか? ていうか、世界の中心で愛を叫んだのは『けもの』ですよね、私らの世代は。
それよりなにより、本屋は静かであって欲しいなぁ。あ、それとこの本のヒットのおかげで、またぞろ店員さんの手作りポップが林立しだしましたが、なんていうか、ポップ立ってる本って、買うのにちょっと躊躇しませんか。一般書籍はともかくとして、コミックス売り場で妙に絵が上手な手作りポップが立っているお店って、なんか買いにくいです。一般書籍は立ち読みできるし、さすがに全分野の本に詳しい店員さんがいるとは思えないので平気なんですけど、コミックスは立ち読み出来ないんで、上手なポップを書いたであろう(そしてコミックに詳しいであろう)店員さんに、『まぁ、このおばさん、こんなの買うんだぁ〜クスクス』とお腹の中で笑われているような気がして。
で、ドラッグ禁止って、まぁ、そうなんですけど、ハードロックとか銘打っているのに、なんかなぁ〜。セックス、ドラッグ、ロックンロールって3点セットだったのになぁ。ジョン・レノンがドラッグ→インド→ピース&ネイチャーに走った頃から、なんかそうなっちゃったのかなぁ。ジャニスは遠くなりにけり、ですね。
話は全然違うんですが、ハウステンボス再建のとき、『いっそ、日本にいながらにしてオランダをよりリアルに実体験できるように、ハウステンボス内はドラッグ解禁しちゃうと、あっという間に再建できちゃうよね』なんて話してました。ああっ、それより、あと何年かでタバコがドラッグ扱いになるかも。となると、夫はりっぱなジャンキーか...