洋装店
みなさま、くそ暑いですね。『ワールドタンク・ミュージアム1』の集まり具合はいかがでしたか? 私はヴィットマンとシャーマン当てられませんでした。模型はいいから、あの解説書が欲しいよぉ。解説書だけ後でまとめて本にならないかなぁ。と願う『戦争を思い出す夏、日本の夏』の今日この頃。
というわけで(無理矢理)、夫が先週出張に行ったシカゴの洋装店(アメリカだから『洋』でもないか)のショーウィンドウで採取。いや、浅草寺の仲見世通りにこういったアイテムを扱っている店は何軒かありますが、バーバリーチェックの製品(マフラーかなぁ、コートの裏地かなぁ)やコーチのバッグらしきものがあるところを見ると、これは『かっこいい店』を表現する為のディスプレイの一部だった模様。夫の観察でもこの旗には値札がついてなかったそうですし。
このデザインどっかで見たことあるなぁ、と思ったら、実はこれ、先日、中国で中国人アイドルが纏って大問題になった旗と同じもの。デザインしたのはアメリカ人らしい。
ちょっと手を加えてあるんで印象が違って見えますけど、まったく同じ物。たぶんこの娘さん、旭日旗が何ものかを知らずに『アメリカのデザイナーがデザインした最近アメリカで流行っている漢字アイテム』として着ちゃったか、何ものかを知っていて、ちょっと跳ね返ってみたくて(80年代、アーミールックが流行った頃、各所から抗議を受けたロックバンド多数)着てみたら大騒ぎになってびっくり。と言うところかもしれません。
で、この人騒がせな服をデザインしたデザイナーは、『あれはニッポンの旭日旗なんかじゃなくて、僕の生まれ育った西海岸の太陽を表したもの』と言ってるらしいです。じゃ、そういうことで中国政府に『自分のデザインを曲解された』と抗議してみたらいかがでしょうか?