南極:イベント



 
ACTIVITIES

By and large, tourist activity in Antarctica is limited to trooping around ashore during Zodiac landings from the ship. Fat-walleted visitors can fly into the continent's interior with Adventure Network International (see Getting There & Away) for mountain climbing, skiing, camping and trekking.

In 1996-97, for the first time, scuba diving is being offered as an option on Antarctic cruises for advanced divers, and short camping and mountain-climbing trips have also recently become available for cruise passengers (see Getting There & Away). Mountaineers foresee Antarctica becoming one of the great climbing meccas in the 21st century.

In 1995, just over a hundred runners participated in an Antarctic marathon (42km) over a double-loop course at King George Island in the South Shetlands, arranged by Marathon Tours & Travel of Charlestown, MA. The run was dubbed 'The Last Marathon' by its promoters - and indeed, the poorly managed race almost was the last lap for several of its participants. It began at the Uruguayan base of Artigas and passed through Russian, Chilean and Chinese stations, with many dangerously unsupervised hazards along the way: a crevasse-serrated glacier, a freezing meltwater stream and a five-km-long boulder field. Some runners became delirious with hypothermia, others got lost in fog on top of the glacier, and one even plunged into a crevasse up to his chest. In short, it is remarkable that no one was killed. The marathon rightly drew heavy criticism as a totally inappropriate activity for Antarctica, but Marathon Tours planned another for February 1997.

Quoted from P.93, "Antarctica", Jeff Rubin, Lonely Planet, Australia, 1996.

イベント

大部分の観光客は遊覧砕氷船からゾディアックと呼ばれる小艇で南極大陸に上陸し、岸辺を団体で行動するだけなのだが、財布に余裕があればアドベンチャー・ネットワーク・インターナショナル社の飛行機で内陸部に行き、登山やスキー、キャンプ、トレッキングを楽しむことができる。

1996年から97年にかけて、南極クルーズのオプショナルツアーとして、上級者ダイバー向けのスキューバダイビングが開催された。短期キャンプや登山旅行も可能になっている。21世紀には南極が登山のメッカの仲間入りをするだろうとも言われている。

1995年には、南シェットランド列島のキングジョージ島で、ループ状のコースを2周する全長42kmのフルマラソン大会が開かれ、100人余りが参加した。主催した米国マサチューセッツ州チャールズタウンのマラソン・ツアーズ&トラベル社は、これを「最後のマラソン」と銘打って宣伝したのだが、管理の不手際のせいで、参加者の中の何人かにとっては、文字通り、これが最後の走りになってしまった。アルティガスのウルグアイ基地を出発し、ロシア基地、チリ基地、中国基地を経るコース上には、ノコギリのように裂け目が何段も続く氷河が横たわっていたり、身を切るような冷たい融水が流れていたり、石だらけの地面が5kmも続いたりしていたのに、主催者は何の対処もとっていなかったのだ。低体温症に陥って意識が朦朧となる者や、氷河の上で霧にまかれて行方不明になる者が続出し、一人はクレバスに胸まではまり込んでしまった。死者が出なかったのが不思議なくらいだ。南極でマラソン大会など開くものではないと猛烈に批判を浴びたにもかかわらず、マラソン・ツアーズ&トラベル社は第2回大会を1997年2月に開催しようとしていた。

(訳:ピンキィ君の夫)

いや〜、無茶やりますね。企画したほうもしたほうですが、それに参加した人間が100人もいたことのほうが驚き。さすがスポーツ馬鹿大国。『人間の限界にチャレンジしたい』というロマンも行き着くところまでいっちゃうとなんだかなぁ〜と思います。参加した人間も『ちょっと寒い鉄人レース』ぐらいにしか思っていなかった節も感じられますが...

わたしは寒いのとスポーツは嫌いだし、自分の限界をためしてみたいとも思わないので、極地でスポーツなんか絶対しないと思います。それよりなにより、南極には私が大の苦手の『野良ペンギン』がいるので多分いかないと思います。

野良といえば、ペンギンとアザラシ、トド、タロ、ジロ、物体Xぐらいしか(ほかにもいろいろあるそうですが代表的なところで)生存できない『死の大陸』(いや、これだけ生き物がいりゃ充分ですが)南極。あまりの寒さに細菌やウィルスがほとんどいなくて、どんなに寒くても風邪をひかないらしいのです(だからといって薄着でいると凍死します)。

それで思い出すのが小松左京(実は小松左京は長編より短編のほうが好き)の『復活の日』。あれで『南極は寒くてウィルスが生存できない』という知識を身に付けました。で、その頃、『渚にて』のあらすじを聞いて『なんで主人公達はオーストラリアであきらめたんだろう、もうちょっと頑張ったら助かったのに。南極じゃ生きられないと思ったのかなぁ』と考えてたんですね。ああ、馬鹿って嫌。

もう、あの頃の中坊はSFでいろんな科学知識らしきもの(正しいのも、そうじゃないのも)を吸収しちゃっているもので、水曜スペシャルなどを見るたびに『ええっ!?超能力ってスプーン曲げるとか磁石動かすとか、そんなセコいことしか出来ないの!!(本物はどこかの組織に所属しているに違いない)』とか、『NASA、月いったぐらいでえばるなよ、早く○○エンジン(○○には光子とかワープとか水素とかが入る)開発しろよ』とか思ってました...そのくせ応用がきかないのが悪いところ。これで応用が効く人の何割かが、世界的科学者になって、何割かが『トンデモさん』になってるんだろうなぁ。

つい最近もふと『なんで空飛ぶ円盤って回ってる必要があるんだぁ』と気づきました。最初に空飛ぶ円盤を『回るもの』と定義づけた人に聞いてみたいです、『なぜ?』と。

余談ですが、オーストラリアでカモノハシの実物を見たときも『これが野良でウロウロしているオーストラリアはなんて恐ろしい国だ』と思ったものです。しかし、『カモノハシは稀少な動物で保護の対象になっています』という説明を見て『助かったぁ〜』と思いました。あれが、近所の池にいたら恐い。


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