北朝鮮:写真撮影
PHOTOGRAPHY &
VIDEO
Film & Equipment
Restrictions
Quoted from P.386, "Korea", Rebert Storey, Lonely Planet, Australia, 1997. |
写真・ビデオ
フィルムと機器
撮影の制限
(訳:ピンキィ君の夫) |
やっぱり食べ物を買う・食べるのに行列するというのは、貧困している国のイメージなんですね、世界の常識では。北朝鮮では食料不足が深刻らしいので、本当に日々の食べ物のために行列することがあるかもしれませんが、そういう場合は、あわててカメラのレンズを塞ぐなんて無粋な事をしないで『ピョンヤンウォーカー(そういう雑誌があるとは思えませんが)で話題の店』という看板でも立てておけば言い訳が立つんじゃないでしょうか。
先日、久しぶりにフルーツチョコ(カラフルな紙で包まれた、色々な味があるBB弾ぐらいの大きさのチョコ。好物。いつも大袋を買わずに小袋を買って後悔する)でも買おうかと思い、新宿のタカノの地下に入ろうとしたところ、クリスマス以外には外から見える場所では見かけない『呼び込み白衣主任』(と密かに呼んでいるが、本当の呼称は何なのか知らない、販売、製造担当ではなさそうな中年男性。『スーパーテレビ』の『激戦!!デパ地下戦争』などでよく主人公になっている人)がいて『クリームメロンパン、4時の回は全て売切れました』と叫んでいました。それだけなら珍しくはないのですが、この時は、その場所ではついぞ見かけたことがない若いお兄さん同士のグループを見かけました(タカノの地下は喫茶室と、ケーキ・パン・お惣菜・ハムなどを売っているところなので、彼女の”お付き”以外の男性を見かけることなどなかった)。どうしてこんなところに?と、お兄さん達の会話を聞くと『次回にかけるかぁ、一応クリームピーチパンは押さえたけどさぁ』などと言っていて、ちょっとびっくり。うーん、誰かに頼まれたのかなぁ。『んなもん、並んでまで買うもんかよぉ』と、オカンや彼女を制止するのが、こういう年代のお兄さんの役割だったはずだが(年をとると『もうココのを食べたら他のは食べられなくてね』なんていう、こだわりジイ様が発生しだす)。ラーメンあたりが『食べ物に並ぶこと』への躊躇を若い男性から取り払ったのか?
私は『限定何個の食べ物』とか『2時間並んでやっと食べられる店』って、どんなにおいしくても行列してまで買おうとは思いません(どんなに待っても30分が限度)。実は私、大阪万博の頃から(好奇心旺盛な小学生だったはずなんだが)すでに行列嫌いで、初めて行った万博では行列を嫌うあまり、いきなりガラガラの『ビルマ館』へ駆け込んだり、親を行列に並ばせといて一人でうろついては迷子になったりの悪行の数々を繰り広げた前科者なので、『客寄せのために、客が並ぶものを作る』などという店に、理由無き憎悪(トラウマといったら許していただけるでしょうか)をいだいているだけだったりします。
それにこの『限定何個』を食べて、自分の味覚がレベルアップしたような気になってる人もちょっと嫌。平日とかにうっかり『ふつうは並ばなければ買えない食べ物』を簡単に買えたりすると、あまりおいしいとは思えないことがあって、『これって、行列した時間が味付けしてんじゃない?』と思うことも。
などと思いながら、タカノの次に伊勢丹の地下1階に行ったところ、『新製品〇〇コロッケ、限定△個の発売でございます』とやってて、大勢の人が並んで買ってました。で、少しはなれた場所からにこやかに微笑みながらその光景を見つめるコックさんと『白衣主任』。〇〇コロッケの寿命が長からん事を祈ります。新製品じゃなくなった頃、買ってあげるからね。
『人気パンなら、もうヤマザキがなんとかしてくれてんじゃないか』と思って帰りにコンビニに寄ったら、メロンパンだけでも4種類並んでいたので『メロンパンブームもそろそろ終わりなのか』と思いました。この前はスーパーで『コーヒーに入れるリキッドキャラメル』を売ってたし(スターバックスもビックリ)、シナボンのパチもんも最近増殖中(スーパーのシナモンロールはまだ平たいままだが)。そのうち、ネタが尽きて何かとんでもない新作が出てくるのではないかと、ドキドキしている毎日です。