死霊のコスプレ祭り


ハロウィーンが近づいてきました。 子供たちが悪魔や魔女、お化けなどの扮装をして街をねり歩き、 家々を訪問してはお菓子をもらったりします。

ただ、最近では扮装もいささか様相が変わってきたらしく、 もはや日本のコスプレと紙一重のようです。 こんなチラシが郵便受けに入っていました。

お店のチラシ

オズの魔法使いのドロシーや、セサミストリートのエルモあたりはまだいいんですが、 バットマン(胸筋パット入り)にパワーレンジャー、ダースベイダー、そしてニンジャ。 「伝統をないがしろにするものだ!」とかいう声が聞こえてきそうです。

大人向けもあります。


ドクターその1ドクターその2

ここまで来ると、もはやハロウィーンというよりも、仮装パーティーグッズですね。

人気TV番組「ER」を知らなかった夫は、ドクターの衣装があるのを見て 「これ着てお医者さんごっこするんだろうか」などと言っていました。 アメリカではもしかすると、ハロウィンの280日後には出生数が跳ね上がるのかも。

フレンチメイド(フランスのメイドさん)もなかなかの出来。 泣いて喜ぶフェチなオジさんがいそうです。

子供、大人と続けば、次はペットですね。あります。

ペット向け

迷惑そうな顔の猫がいい味だしてます。

で、チラシの中で私の一番のお気にいりはこれ。

ハーシー

ハーシーのKISSチョコになったベビーちゃん。友人の出産祝いはこれで決まりだな。

TVゲームにうつつを抜かす日本人を「気味が悪い」と言っておきながら、 年に一回、国民挙げて(他宗教の人は除く)コスプレ大会を開くとは侮れない国民性。 日本への輸出はクリスマスほど成功しないようですが、もし成功していたら コスプレイヤー達も、一般人に白い目で見らることもないかも(でも年一回じゃ物足りないか)。 一時期の七五三はこれに近いものがあったんですが、最近もいるのかなぁ、 ウルトラ物の隊員の格好をしたお宮参りの男の子。


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