アメリカ人総オタク化計画進行中
アメリカで売っているアニメ雑誌です。日本でも、行くところへ行けば売っていると思います。
ピッツバーグ周辺のビデオ屋さんには必ず日本のアニメコーナーがあります。日本で放映されたのは随分前で、今では日本の普通のビデオ屋さんでは売っていないようなアニメが、新譜として並んでいたり(値段も高くて1本$30くらい)するので、見損ねたアニメを英語字幕版で揃えるのも一興です(吹き替え版だと英語は聞き取れないし、役のイメージと声優さんが合わないようなことがあったりするので。)。で、アメリカの雑誌を読んでいて面白いと思う(判らない単語を飛ばして読んでいるので、意味を曲解することも多い)のは読者欄。一昔前の日本の雑誌の読者欄を彷彿とさせるほのぼのさ。その中にあってきらりと光るこの写真。
真ん中のごつい、板前さんのようなセーラ戦士がひときわ素敵。日本のコスプレーヤー達の悩み(多分)『さらさらの金髪だったら』、『もっと彫りが深くて碧眼だったら』、『もっとごつい筋肉のついた体だったら』などを軽々とクリヤーできる肉体を持ちながら、コスプレのベクトルが違う方へいっているような気がするのですが。でも、アニメ絵ってこうやって見てみると欧米人ともアジア人とも違う人種を描いているのが良く判りますね。
ウチの近所のビデオ屋さんにて。日本製アニメビデオか何かの付録のポスターを着色したものなのか? でも、『東洋の血縁』はないでしょう。漢字ならなんでもよかったのか? そういえばずいぶん前に買った雑誌『マーシャルアーツ』のニンジャ特集号では、『ニンジャとは何か』の参考図版が『忍たま乱太郎』(の忍者辞典みたいなもの)から採られているのには笑ってしまいました。ニンジャの絵が欲しかったのは分かるが、よりによって『忍たま乱太郎』を使うことはないだろうに。