日々是口実 2002年4月〜6月

日々是口実の最新版へ

海の家トップページへ戻る


(上の方が新しい出来事です)

某月某日
トップページで紹介していた『先行者プラモ』もとい『ネットランナー7月号特別付録・中華キャノンプラモ』を初日にゲット。我が家の近所の書店では、最後の一冊だった(横浜の書店は山積みになっていたそうな)。
ファイア〜!
こだわりの箱絵が感動的。

もう、皆さま煽っといて作らないのもなんだかなぁ、ということで、作成。

爪切りでバリを取る ヤスリもついているので便利
え〜っと、中坊の頃、ウォーターラインシリーズをつくっていた時から使ってたんですよ、爪切り。ヤスリもついてるし。

いや、ニッパーのほうがそりゃ使いやすいんですが、父に『刃が悪くなる』と貸してもらえず。中坊の頃は『組み立てる工程を楽しむ』系だったもので、工具にお金をかける気もなく、母の鏡台から錆びた爪切りをくすねてきて使ってました。なんで、塗装もしたことなし。

先行者、大地に立つ
完成。自立する。えらい!! この後どう加工するかは考え中。
追記:結局 こう してみました。

某月某日
LDプレーヤー製造中止のニュースを聞く。

どうしてくれるんだ、我が家のあれやこれやのLDコレクション約120枚を!! どう考えてもDVDでは出そうにもないものがあるんですけど...

なぜ!? パイオニア!! 一生懸命応援してたのにぃ。 なぜぇ!!


某月某日
5月連休。

『そういえば、お台場っつーのは、おしゃれなとれんでぃすぽっとなんだべ。こりゃぁひとつ、行ってみねば』ということで、お台場に出かける。

自由の女神
おおっ、ここはにゅーよーくだべか? 自由の女神さんがおいでなさんど。
なんか小さいぞ
ありっ、ちっと小さいんでないかい。海のほう見てないし、これを見たシラクさんは『宿んしはこげなおひとではなかっ!』といわっしゃったに違いないべ。

とかいったベタな冗談は置いといて(え〜っと、アメリカにあれを贈ったフランス本国にあるのと同じ大きさなんでしたっけ、これ)。

公共交通機関好きな夫が『新橋からゆりかもめでお台場』などという安直なルートを許すはずもなく(なんせ、五月連休中のお出かけの予定がこれしかなかった)、自宅近くからバスで羽田→モノレールで浜松町→徒歩で日の出桟橋、そしてこれ。

これから乗り込む船 これから向かう方向
水上バスだぁ。
レインボーブリッジをくぐる 本土側の景色
まぁ、レインボーブリッジやらお台場近辺やらの眺めを見るには、実はこれが一番良くはあるんですがね...

この日はそんなに寒くなかったし、かえって涼しくて最高ではありました(2月の日の出桟橋→葛西臨海公園は寒いのでデッキには出れんぞマジで)。

フジテレビ社屋
これがお台場の象徴、お台場のおされイメージの発信基地・フジテレビだぁ。実は昔のフジテレビはうちの実家のお墓の近くだったのだぁ。移転して出てったときは近所の焼肉屋さんも困ってたぞぉ。

近くで見るとさすが丹下ビル、トランスフォームしてロボットになりそうなデザイン。取り合えず展望室が頭だな。

おのぼりさんらしくCXでおみやげでも買おうかねと探していたら、懐かしいアイテムが。

お台場名物・レインボー最中 湾岸署御用達
本放送を見ていたときから『うっわー、本当にあったら身体に悪そうなお土産だなぁ。まっずそ〜』とか思ってたのだ(長年のOL生活のお蔭で、菓子自体がカラフルor箱絵がかわいいイラスト系のお土産にうまいもんなし、という結論に達しているのだ)が、実物だぁ。やっぱり、食べてみなくては。
本当に七色 うん、口の中に張り付くと苦しいぞ
あ、もなかのくせして、お麩色じゃない。一個一個包んでない... お味のほうは、もうちょっと各々の餡の味を強調しても良いんじゃないのかなぁ、と思いました。って、まじめにコメントするようなお菓子じゃなくて、みんなで『きゃ〜、そっちどんな感じ〜? ね、一口、ひとくち〜』と、わいわい言いながら食べるもんですね。ちなみに注意書きにも書いてありますが、本当に皮が上あごに張り付きます。食べながら夫が咽てました。

お台場といえば『美の女神の砦』にも行かねばね。もう、美の女神っつうぐらいで、すげー人工的で、きれいなとこらしいし...と思って向かったんですが、やっぱりというかなんとういうか、夫がここにひっかかっちゃいました。

ホントはもっともっと広いですが
トヨタの巨大なショールーム。

ほとんどの車が乗り込み放題(走らせるのは別の場所で、しかも限定した車種でしかできない)。さすが世界のトヨタ、太っ腹〜なショールーム。声をかけてくるセールスのお兄ちゃんもいないので、幼稚園児からいい大人まで運転席を出たり入ったりしていました(スポーツタイプの真っ赤なオープンカーの運転席に座ってうっとりしている40歳台のさえない感じのおっちゃんと、その次に乗ろうと順番待ちをしていたおっちゃんが微笑ましかった)。

なもんで、普通のショールームではただで頂ける(新車買ったことがないんでわからないんですけど、そうなんですよね?)パンフレットは有料でした。

セルシオ300円 ソアラ300円 ヴィッツ100円
車のこと全然わからない私にも、どれが高級車で、どれがファミリーカーなのかがはっきりわかるお値付け。すごく勉強になるなぁ。

で、連休なのでお泊りすることに。ホテルはここ。

お泊りしたところ
予約するとき、料金が3段階あった中の2番目(『某有名テーマパークあんど宿泊パック』のテーマパーク無しセット)にしたお蔭で、部屋からの眺望はいまいち(旅行代理店のおねぇさんにも、『眺望確約ではないですよ』と言われてたし)。

でも、宿泊代をケチらず最上階近くに部屋をとると、こんな感じの眺望が楽しめます(これは部屋からじゃなくて朝食を摂った最上階のレストランの前から撮ったもの)。

ホテル日航を見おろす
要塞・お台場の全景が一望の元に。本気でお江戸を黒船から守ろうとしてたんだなぁ、と幕末の歴史に思いをはせられます。
お部屋その1 お部屋その2
で、お部屋はこんな感じ。

おおっ、写真に撮るとブルー基調の部屋ってゴージャス感3割増しになるなぁ(いや、実物も充分綺麗なんすけど、こうやって見るとそれ以上に綺麗なんでびっくりしてます)。

で、ミニバーにはこんなものも。

カップヌードルだ 有料との但し書き
『冷蔵庫に入ってない物は無料なんでしょう!!』というトラブルがあったのかも... ちなみにお値段はこういうところの商品にしては割と良心的でした(でも使わないけどな)。

エレベーターの中にはこんなものが。

エレベーターに椅子?
椅子なのか荷物置きか謎。7:3ぐらいの確率で人が座ってました。でも、座っている人はみんな、他人が乗ってくると恥ずかしそうに立っちゃうんで、やっぱこれは荷物置き? 構造的にも100キロ近い人の重さを支えられそうにないし...

で、今回、ちょっと希有な体験させていただきました。でもマネージャーさんが見事なリカバーぶりを見せてくださったおかげで、このホテルへのイメージはアップしました。


某月某日
会社時代の元同僚たちと飲みに行く。

何人かは子持ちになっていて、最年長は小学5年の男の子。そろそろ学校で性教育が始まっているらしい。ところが、まぁ、昔から学校での教育なんてものは中途半端なもので、家庭での『補習授業』が結構大変なのだとか。

ある日、授業で『お父さんの精子と、お母さんの卵子が出会って赤ちゃんが生まれてきます』と習った同僚の息子。帰ってきてから『いつ・どこで精子と卵子が出会うの?』と聞いてきたんだそうです。逃げる父そして母。お父さんは『お母さんに聞きなさい』、お母さんに聞いたら『お父さんに聞きなさい』。ここから息子は文部省が推進する『考える力』を育み始め、学校で同級生達とブレーンストーミングを実施したそうです。そして彼らはついに結論に達したのでした。嬉々として帰宅した息子は母に向かって『おれ、わかっちゃった。お風呂場だよね!』と。どうもその同僚は、いつも夫婦いっしょにお風呂に入っているようだ...

別の同僚の息子は、もう少しだけ具体的に『お父さんの精子がお母さんに送り込まれて、卵子と出会います』と習ったものの、『精子ってどこからお母さんの中に送り込まれるんだろう?』という疑問を抱いたそうです。その息子はしばし考えたあと、にっこり笑って『精子はお母さんの口から入るんでしょ?』。『いきなり口かい!!まずいよそりゃ』と同僚たちに大受け。だからおばさんって嫌。

で、性教育の授業中、定番の疑問・『赤ちゃんはどこから生まれてくるの?』を口にした子供に対して、その学校の先生は『赤ちゃんが生まれてくるときには、お母さんに特別な出口ができます(ある意味、間違ってはいないが、それでいいんだろうか?)。でも、それは赤ちゃんが生まれてくるときにしかできない出口なので、お母さんに”見せてくれ”なんて言っちゃ絶っ対に!!駄目ですよ』と申し渡したらしい。先生も大変だなぁ。

この先生、『あんまりはっきり伝えると”寝た子を起こすな”とか、”うちの子にこんな下品なこと教えないで!!”とねじ込まれるし、適当にオブラートに包んで説明すると、”男女がお互いを尊重しあうのは大切なことなんだから、親が教えられない(なぜ?)リスクをきっちり教えてやってくれ”と言われるんで、おとしどころが大変』と、心許せる保護者には嘆いているそうです。

そういう話がひとしきり続いたあと、ある同僚が『まぁ、教わんなくても、そこらへんはなんとかなるよね。むしろトラブル回避の方法と、なぜそれがトラブルになるか、ということさえしっかり学校で教えといてほしい。もう、さぁ、あたしなんかそこんとこ勉強してなかったもんで、出来ちゃった結婚でさ、旦那はこうだし、姑はああだし...(以下小一時間つづく)』。


日々是口実の最新版へ

海の家トップページへ戻る