某月某日

夫、マイアミに出張。

経由地のダラス空港の中にあるホテルで一泊。

ところがチェックアウト直前にトイレで大をして水を流したら、パイプが詰まっていてエラいことに。呼んで直してもらう時間はないので、ハウスキーパーに伝言を残そうと電話の横にあったメモ紙を取り上げたところ、前の人が書いた内容の跡がついていることに気付く。

鉛筆でシャカシャカしてみると・・・

前泊者も同じ目に遭ってメモを残した模様。でも適当に流しただけで根本的な修理をせずに、次の人間に部屋を貸したようだ。

マイアミへ移動。

で、いつも思うんですが、アメリカのホテルってなんでこんなに枕が多いんだ？　枕投げのためか？

円筒形の枕は足首用、正方形のはベッドで本を読むときなどのクッション代わりとしても、ベッド面積の４割を枕類が占める のは多過ぎだと思う。一緒に泊まる時、ウチの夫は一つを残してすべて床に落として寝るんで、う〜ん、次の人は犬の糞なんか踏んだ靴で歩き回った床に落とした枕を、ハウスキーパーさんがちょっと埃を払っただけのを使うのかなぁ。』といつも思ってます。いや、自分もそういうのにめぐり合ってるかも．．．

仕事を無事すませて最終日、翌日の帰国便が朝早かったので、マイアミ空港の中のホテルに移動。

ちょっと狭いし柱が邪魔だが、これだけ窓が広ければ開放感があって気にならないな、と思ってカーテンを開けたところ．．．

騙し絵ですかこれは。

右半分はただの壁だし、左の小さな窓のすぐ外は隣の建物だし、小公女セーラもびっくりのお部屋。でも、猿を連れた、いかしたインド人のお兄さんは忍んでこなかったそうです。残念。

で、お土産。

『ダラス空港のお土産物屋で、残り２個しかなかったんで買い占めてきた！！』と夫、得意げ。

中に封入されているブツは本物。

だって、底にはこんなこと書いてあるし。

人工添加物なし、合成保存料なし、まじりっけなしの最高級品だそうです。

まぁ、紛れも無く『ブルシット！！』なお土産な訳ですが、我が家ではこんなとこに飾ってあります。

来客 『えっ、何これ何？（と持ち上げる）』、私 『いや、まじもんのブルシット』、来客 『いや〜！！（多分放り投げる）』となった時に、すぐ手を洗えるよう洗面所に。慣れると全然平気。

某月某日

松山へ。

十ん年も行ってるのに、は・じ・め・て！！道後温泉に宿泊。

　

ついこないだ行ったはずの松山に何故、私がいるかというと、

夫の両親の、金婚式のお祝いなのだ。すげぇよ、私には多分無理だよ。

ちなみに夫はハネムーンベビーでも出来婚の結果でもないので、その辺りちゃんと言っといてくれという微妙な年頃のおっさんだ。

で、夜、枕もとに置かれた意味深な籠。

　

ええっと、まぁ、いざというときこれが正しいのは判るんだけど、なぜここまでご大層なことに．．．

思わず『寝込んだ夫の寝首を掻いて、これで撲殺しろってことか？』（マグライトのある程度以上のサイズはそれが出来るんで、アメリカのお巡りさんや警備員さんは、すぐ振り下ろせるようにあれを肩に担ぐように持つらしい）と、おめでたい夜に私が思ったことは内緒だ。

翌日、道後かいわいを歩く。

坊っちゃんも入ったらしい道後温泉本館。浴槽で泳いで翌日黒板に書かれたんだっけ？

この日はなぜかマドンナの特異日。後ろの巡査さんは常駐なさっているようです。

坊っちゃん列車は、ふだんはここ、道後温泉の駅前に留置されているようです。

結構きっちり作りこんであります。

で、道後温泉駅のコインロッカーでこんな物を発見。

　

延滞金がえらい事になってますがな、っていうか都会ではこんな金額になる前に中身が回収されると思うんですが、観光地ならではなのか？　のんびりした土地だからか？　固定客がいらっしゃるのか？

さすがに高級旅館に何泊もできるほどのお大尽じゃないので、この日は別のホテルに宿泊。

日本のだいたいのホテルの机の引出しには、聖書 が入っています（法華倶楽部はどうだか知りませんが、入ってるかなぁ）。が、このホテルにはこんなものが。

　

さすが松山。そんでもって結構読まれてる．．．

夜の繁華街にて。

ギター、フルート、ウッドベースときて、なぜか、ピアニカ。でも、とっても上手。

翌朝の新聞に載ってました。二日目カレー。

そういや、まだＤＶＤ見てないや。

某月某日

節分。

我が家の近所でのスーパーで一番太い太巻き。一人では食べきれません。恵方巻きとしてはダメダメかも。

その名も。

太っ腹、ちょっと厭味を言われているような気もします．．．

某月某日

横浜ブリッツへ、エヴァネッセンス を観にいく。

ここはなぜかライブハウスということになっているので、ドリンクチケット付き。

で、ライブハウスで開演前にチケットドリンクを飲み物に交換できなかった時は、終演後でも換えられますが、

ブリッツはお帰りの際の交換は会場外の小さな窓口ですることになってるもんで、とんでもない大混雑。大混乱。

で、ちょっと離れたところの歩道では、

非公式グッズの屋台が．．．　これがまた、ブリッツの中で売っていた公式グッズより出来が良いもんだからたちが悪い。もっと頑張れ公式グッズ！！

で、実はお正月に松山の金券ショップの店頭で、こんなのを発見してました。同じツアーの大阪公演のチケットをゲットした後で行けなくなった人が売りに出した模様。

額面割れ しています。ゴスペラーズはプレミアついて倍額近くになってるのに．．．　松山から大阪じゃぁ、ちょっと仕方がないか。売りに出した人は大阪まで泊りがけで観に行くことも厭わないコアなファンだったんだろうに。

某月某日

夫、イギリスの片田舎に出張。最終日に半日だけヒマになったのでロンドンに移動して観光と洒落込む。

ところが、一天俄かに掻き曇り．．．

とんでもない強風が吹き始めたので、諦めてホテルに戻ることに。

実は、この前日、イギリスの別の地方ではこんな↓嵐が猛威を奮って犠牲者まで出ていたらしい。

それが今になってロンドンに到着した模様。ん？店番のお姉さんがやってるのはＤＳか？

ホテルに戻ろうと、パディントン駅から電車に乗ろうとしたら、ことごとく運休。

　

退勤ラッシュ時、電光掲示板を見上げながら呆然と立ち尽くすロンドン市民の皆様。

おかげで初ロンドンだったというのに、夫、大英博物館にも行けず。

それより何より、このときポンド高、最高潮。『地下鉄初乗りが１０００円 って信じられる？』　いや、信じられません．．．　これを書いている今現在（２００８年１１月）のレートでも約６００円、これでもまだ信じられません。

で、パディントン駅に行ったというので、『パディントングッズは無かったの？』と聞いたところ、夫は熊のパディントンを知らなかったことが判明。うぉ〜、ちゃんと教育しときゃよかったよ〜、う〜ん、私が携帯にさげているぬいぐるみをなんと思ってたんだろう？　ＡＮＡ（だったかな）の冬のスキーツアーのキャラクターになったこともあるのに〜　この後のベルギー出張のときは、教育しなくてもきっちりタンタングッズ買ってきたのになぁ〜（裏を良く見たら Made in Japan だったというおまけつきだったが）