日々是口実 2006年GW
台北旅行編 第1日

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某月某日
ゴールデンウィーク。

『台湾に行くことにしたから』と夫。げっ、料金が高い時期に海外かよ、と思ったら『JALのマイルがもうじきかなり失効するから、それ使ってタダで行く』とのこと。

台湾かぁ。何があんだよ、故宮博物館ぐらいだろうがぁ。こっちは中国いったことあんだよぉ(20年前だけど)。だいたい、中国語喋れないのにどうすんだよ、と相変わらずワタクシ、乗り気じゃありません。

とりあえずガイドブックを何冊か買って勉強。

でもヘルシンキの時のような明確な目的が設定できないまま出発当日に。GW中はタダ航空券では乗れないそうなので、世間様より一日早く出発。

で、あれだけガイドブック買って勉強したのにもかかわらず、一番役に立ったガイドブックは...

機内で無料で頂いたこれ。

持ち運びに便利、地図は見やすい。台北市内回るならこれで充分です。分厚いガイドブックであたりをつけて、持ち歩くのはこれでした。すごいぞJAA。

で、行きの機内誌にはこんな記述が。

『可愛い、且つ、勇猛』、JAAよくわかってらっしゃる。

雨の中、台北に無事到着。

バゲージクレームでは、日本から買ってきたお土産(北海道土産多し)を、その場でダンボールを開けて小分けにしている台湾の団体さんが。って、そのカッターナイフ、どこかから出てきたんだ〜(あとで夫に『他の預け荷物から出したんじゃないの?』って言われましたが、でも、ねぇ)

その傍らでは、麻薬探知犬くんもせっせとお仕事中。そしたら、ある荷物の前に座り込み、片方の前足をその荷物の上に『これじゃぁ』とばかりに乗せるではありませんか。

『うわぁ、やべぇよ、ここにはカッターナイフもあるし、もし流血沙汰になったらどうすんのよ』とびびリつつ見守っていると、持ち主は普通のおばさま。『うわぁ、運び屋もここまできたかぁ』と思っていたら、鞄の中から出てきたのはビニールに入った果物。没収されとりましたが、スーツケースの中に洗濯物と一緒に生果物入れるかぁ。というか、ビーグル君、麻薬探知だけが仕事じゃないのかぁ...

空港からホテルまではタクシー(空港指定の乗り場に行くと、これでもかとIDをぶら下げた運転手さんや係員さんが大勢いる)。

いや、結構な雨なんですけど、運転手さん、温和そうなおじい様なのにハードな車線変更に猛スピードです(いや、周りの車も全部そうなんですけどね)。ちょっとでも渋滞にはまると舌打ちします。さかんに無線で他のドライバーさんたちと渋滞情報を交換。

夫と『う〜ん、雨で外がよくわかんないねぇ』などと会話していると、おじい様がいきなり日本語で『ニッポンジン、カ?、カンコクジン、カ?』と話し掛けてきました。一瞬、『日本人と答えるとぼられるのか?』(←失礼な奴)と思いながらも、『日本人です』と答えると『北京官話ハナセルカ』と言うので、『残念だけど話せないの』と返すと、『ソウカ、ワタシ、日本ニ、三回行ッタ。大阪ト、神戸ト、三宮。パチンコ、オモシロカタ。アト、サクラ』とのこと。う〜ん、おじい様、一体どんなジャパンライフを送ってらしたんでしょうか?

でも、話題が尽きたのか語彙が尽きたのか、その後は黙ってしまわれました。ちなみに夫は、妻がいきなりあらぬ方向を見て喋りだしたのでびっくりしたらしい。夫は台湾滞在中,、この後も何回か台湾訛りの日本語を聞き取れず(それどころか日本語だと気付きもせず)呆然とすることになります。妻は台湾訛りの英語が聞き取れなくて呆然とするのだが、こっちのほうは被害が少ないんでぜんぜんOK。

ホテルへ到着。

角部屋ですよお客さん。
窓の外はこんな感じ。

テレビでは台湾語版『雨の慕情』が。

NHKのBSもリアルタイムで見られます。なんか、チャンネル変えたら日テレのバラエティとかも映りそうな感じです。

ただNHKでも、スポーツ関係のニュースになると(特にサッカー)こんなテロップが(音声は流れます)。

外国なんだなぁ。

仕事で(いや、それ以外でも)夫にはネットが欠かせません(おかげでパソコン様やケーブル類様のために、妻はかさばるお土産やお洋服を無意識に減らすようになってます... 化粧品や酒、お菓子なんかとんでもないね!! なのに成田の免税店で必ずハイライト2カートン買う夫に殺意が... ついでに、ハイライトにはオマケをつけてくれない免税店にも殺意が... 驚くなかれ『結構ぱんぱちこんだねぇ』と出かけた荷物が、重量はともかくとして行きとほぼ同じ容積で帰ってきましたよ。持ってった物は何ひとつ捨ててないのに...)。

で、ホテル側が準備しているネット環境がこれ。

いや、『マジネット』というネーミングもさることながら、『起こしなさい』と言われてもねぇ。いったい何を起こすんでしょうか?

パソコン様のせいで着替え少なめなもんで、こまめにランドリー出しちゃおうか、ここは人件費も安いらしいから〜とか言ってたんですが、さすが外国人向けのホテル、ランドリーとミニバー料金は日本並です。泣く泣く手洗いとコンビニ通い。

で、うらめしのランドリー注文票。

日本語と英語でも書いてあるんですが、よく見ると...
基本っちゃ基本です。
漢字の古さや、句読点が微妙に真中辺りなのはともかくとして、装身貝類。武田久美子のホタテビキニのことですか?

夫が感激してたのがこれ。

変換プラグ要らずコンセント。

それから、噂には聞いてましたが本当に急いでます。非常口のサイン。

ただこれは古いサインらしく、最近のサインでは日本と同じ速度で避難する方向になってるようで残念。

歩行者用の信号機の青い表示も走ってました(ちゃんと腕と脚が前後に動く)。ほとんどの歩行者用信号機には『あと○秒で青から赤になります』という表示も。滞在最後の方になってくると、秒数表示のない歩行者用信号には『いきなり赤になったりしないだろうなぁ』と不安を感じる始末。

ホテルの引き出しの中にあった『台湾TODAY』というか催し物案内。

そこに、仮面をした細木数子が。
それとこれ。
どんな歌を合唱するんでしょうか?
(つづく)
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