日々是口実 2006年GW
台北旅行編 第5日
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某月某日
台北滞在5日目。やっぱり行っとかんとだめだろ、ということで故宮博物院へ。
ホテルから地下鉄とバスを乗り継いで1時間ほどかけて到着。
ただいま工事中で全体の1/4ぐらいしか見学できません。見ることができるのは、この色のついている部分。
入場券には、『改修工事終了後から3ケ月以内は、本券持参で無料見学できます』と書いてあります。その工事終了を日本在住者にどう気付けと...ここのウリはやっぱりこれのようで、1/4しか展示されていない展示品にもしっかりありました。
玉で出来た白菜と豚の角煮。
マグネットやコースターにもなってます。
ドアマークにも。こういうところで羨ましいのは団体旅行。台湾人のガイドさんがあの手この手の話術でお客さんを盛り上げているのが面白くて、ついつい聞きほれてしまいます。でも、夫、団体旅行にはとことん合わない性格だしなぁ...
丸一日か丸二日、下手したらそれ以上かけて巡る覚悟で朝いちで来たのに、1/4しか見れなかったので半日で見学完了。外に出る。
博物院のすぐ前にあった、ちょいと凝った造りのマンション。
思いっきり時間が余ってしまったので中心部に戻ってベタ観光を続行することに。まずは中正紀念堂。
うわぁ、でかい。
広い。
すごい。ワシントンD.C.のリンカーン記念館みたい。
リンカーンの位置にいらっしゃるのはこのかた。蒋介石。
と、そこへ交代の人が登場。観光の目玉にもなっている衛兵交代式の開始。
え〜っと、片手で銃剣付きの小銃振り回してますよ。結構重いと思うんですが。
おおっ、白い三連星状態。
すぐ目の前を通過して去って行く衛兵さんたち。
微動だにしない衛兵さん。でも、やっぱり暑いんで扇風機は必需品のようです。この下の階に行ってみたところ、こんな催しをやってました。
え〜っと、『速報!歌の大辞テン』が台湾でも放送されていて勘違いなさったとか?本来この階は蒋介石ゆかりの物品を展示してある博物館みたいなところになってます。
蒋介石の乗ってた車とか。これを撮っていたところ、また交代の時間になったらしく衛兵さんが登場。
2階に通じるエレベーターへ向かうところです。
これは交代して降りてきたところ。何も知らずにエレベーター前に立って待っていたおっちゃんがびっくりしてました。
見物客が居なくても、この律儀さ。いや、2階で厳しく見守る私服のお世話係(交代式が始まる前に『体ほぐしとけ(←多分)』と耳打ちしたり、服装の乱れをなにげに直す人がいる)と、1階で待ち受けている制服姿の上官らしき人がいるので気は抜けないとは思いますが。
で、衛兵さん達はこのドアの向うに消えて行きました。ここが控え室の模様。堪能して外へ。中正祈念堂の敷地を出ていきなり見えるのがこういう光景。
ここはロス? この高い建物は今回大変お世話になった新光三越駅前店ビルです。歩いて総統府へ。
その前の駐車場には...
軍の車両が一杯です(このバス、日本の駅前や幹線道路でよく見かける軍隊じゃないけど軍隊っぽい民間団体さんのバスのように見えますが、車体に書いてあるのは『軍は君を待っている』という広告でした)。私服のお巡りさんらしき人もうろうろしてて(耳にインカムつけてる)、面会者を先導する兵隊さん(う〜ん、警察かもしれない)なんかもナチュラルに歩いてます。
ちなみに、夜の総統府はこんな感じです。歩いて台湾最大の繁華街・西門へ。そこで見つけたのがこれ。
いったい何かというと、バイク用のマスクです。
台湾といえば大塚愛の『フレンジャー』のPVでも有名なように原チャリ大国です。一家四人乗りとか、ステップのところに犬乗せとか(そのためなんでしょうか、カブタイプよりベスパタイプが殆どです)当たり前のように走ってました。道路もそのように整備されてて、ちょっと大きな道の横断歩道の前には原チャリコーナーがあって、そこに集結した原チャリが、信号が青になったとたん一斉に飛び出す様は壮観です。右折バイクはすごい勢いで横断歩道に突っ込んできますが、素晴らしい見切りで歩行者の間をすり抜けます。歩行者もびびらずがんがん歩くのがコツのようです。で、大塚愛のPVで唯一不満だったのが、これをしている人がひとりもいなかったこと。
過激派学生ではありません。ごく日常の台北の風景です。バイクに乗っている人の半分以上はこういうマスクしてます。でも、この時までは売っているのを一度も見かけなかったので、『みんな手作りしてるのかなぁ、気に入った柄の布で。男の人は彼女やお母さんに作ってもらったり』と思ってたんですが、こういうところで売ってたんですね。
お店には、他にも原チャリグッズとしてこんなものも。お土産に買ってみました。
平たいタイプは4つで100元、立体タイプ(キシリア様タイプ)は2個で90元です。一番左のはビニールコーティングされてんですけど、息苦しくないんでしょうか?
これが立体タイプ。
お高いのはこのちょっと丁寧なつくりにあるようです。西門ではこういうマスクを売っている店が沢山ありました。台北ではこの辺りが一番楽しかったですね。有名なオタクビル(ちょっと勢いは沈下気味)や、刺青屋とネイルサロンが並ぶ通りなどもあって、夜市よりもいかがわしくて見てて面白かったです(それだけに、夜はすごく緊張もしましたが)。
テーラーに学校の制服などもあって『ここら辺の高校生ってこんなところで制服作るのかなぁ。おや、りっぱなカタログもあるじゃん』と、店先に吊るしてあるカタログを見たら、日本のユニフォーム会社のカタログ(ここ で紹介したようなの)でしたよ。まさか、そのカタログ見て注文するとそのとおりに作ってくれるのかなぁ。
(つづく)
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