日々是口実 2006年GW
台北旅行編 第6日
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某月某日
台北滞在六日目。前日見た中正紀念堂の衛兵交代式がとてもよかったので、もう一度行く。その後、周辺の官庁街をぶらついたところ、台湾総統府の裏でこんな博物館も発見。
国軍歴史文物館。これは寄らねばならんだろうと思い、中へ。
一階は歴史コーナー。孫文が中華民国を建国してから台湾に逃れるまでがハイライトです。
なもので、こういう展示もあって、日本人にはちょっと緊張を強いられる場所だったりします。でも、平日だったせいか全然お客さん居なくて、私たちと地元のお爺さん1人の貸し切り状態。
で、こんなものも。
軍人プリクラ。
何故ハートが飛んでるかは謎。
丸文字っぽいフォントが場違いさを倍化させてます。受付でトークン貰わないといけないっぽいので、面倒くさくて撮りませんでした。
最上階は銃器コーナー。
実際に使用されていた銃がずらりと並んでいます。旧帝国陸軍からの戦利品の軍刀も。
南部14年式があるのが歴史を物語っています。モーゼルや14年式が大好きな夫、『うわあ、本物だぁ本物だぁ』と大興奮。舐めるように見てました。
一番下に注目。
多分、物陰から撃つためのものかと。これでちゃんと弾が出るんだあ。本物を展示するには大きすぎるものは模型が置いてあります。
ミサイルの模型(なんかの記念で作った物っぽい)とか、戦車の模型とか。
軍艦の砲塔の模型とか。
ゆかいな記念品とか。
中正紀念堂の地下のお土産物屋でも思ったんですが、なんでこんなに可愛くするんでしょう? 親しんでもらうため?で、こんな特別展をやってました。
憲兵隊の特別展示。
入り口では憲兵さん人形が迎えてくれます。
なかなかファンシー。
ケースの中にはいろんな役目の憲兵さん人形が勢ぞろい。これもファンシー。
一人だけ睨みをきかせているのは、やはり、こういうスタイルで出ばるかたなんですね。いや、なぜ憲兵さんが機動隊の格好をしているかというと、台湾では機動隊や鑑識、麻薬取締りなんかも憲兵隊がやっている(麻薬撲滅キャンペーンのビデオも上映してました)からなんですね。
こういう特殊部隊も憲兵隊の所属だそうです。堪能して外へ。近くには軍の士官クラブなぞもあったりします。
その後、この日までは地下ばっかりうろうろしていた台北駅の地上1Fに初めて行く。
地下鉄駅の切符販売機の埋め込み方がアメリカっぽいと思ってたんですが、ここもアメリカ風なんですね。巨大な吹き抜けの空間の中に、島式の有人チケットブース。これに慣れてたら、東京駅なんて複雑すぎて何がなにやらでしょう。
駅の中にある鉄道アイテムショップ。首都圏私鉄のそれと比べてもまだまだヌルいんですが、頑張ってるほうでしょう。看板にカタカナ表記があるところをみると、日本の鉄道好きな人もターゲットにしている模様。
ここで買った絵葉書。
全然、鉄道と関係ありませんが、昔懐かしメンコテイストってことで。
なんで輸入した時にアレンジしちゃうんだろうなぁ。昔はこんな看板があった模様。
『喫煙コーナー』みたいなもんですか?で、駅構内にはこういう土産物屋も。
『原住民文化産業展售中心』と銘打ってあるんですけど...
これ、『原住民』的にはOKなんですか? それとも、ハワイとか日本の温泉街にある『エロ土産』みたいなもんなんですか?え〜、鉄道アイテムショップの隣に駅弁屋さんがあるんですが、そこにあったのがこれ。
京王デパート新宿店恒例の駅弁大会で有名になった台湾駅弁。の、この容器が欲しかったんですが、すでに夕刻だったからか、店内に弁当はなし。側にこの容器は置いてあったものの、それが売り物には見えず、『明日、朝一で来てみるか』と断念して駅を後に。ところが、その後で街中を歩いていたところ、この容器を提げたおじさんを発見。『もしや』と思って店に戻って売り子のおばさんに尋ねてみたところ、容器だけでもお土産物として売ってました。売り物じゃないと思ってた(店のインテリアの一部だとばかり思っていた)んですが、よく見ると値段の表示が...
速攻で購入。これの他に陶器タイプと、容器は同じでバッグがトートタイプのものの3種類がありました。
昨日に続いて、再び駅近くの繁華街・西門へ。
そこの文房具屋さんで面白いものをたくさん発見。まずはこれ。
履歴書。生年月日は台湾歴で書かないといけないようです。ちなみに今年は95年です。時々、食品の製造日付に台湾歴が使われていてびっくりすることが...公務員用はこちら。
さすがに細かいです。全部で十数ページあります。
軍歴の欄があるのがさすが台湾。次は便箋セット。
なにやら日本語があしらってあります。
ダウナー系の青春ですなぁ。こんなのも。
中にインスタントコーヒーか紅茶のティーバッグが入ってるかとも思いましたが、入ってませんでした。ちょっとがっかり。防水チョーク。
こどもの路上落書き用かなぁ、と思って裏を見ると...
さすが、原チャリ大国。
二重テープ。ちょいと見、日本製ですが...
詰めが甘いです。一瞬、『ガリ版用鉄筆』と思ってしまったこれ。
にきびつぶしアイテムです。あったなぁ、昔。爪で潰すより痕が残りにくいって言われてたなぁ。なぜ、それを思い出したかというと、左のパッケージに書いてある『青春棒』っていう表示で。いいなぁ、『青春棒』。
文房具店を後にして、夜の西門を徘徊。
西門エリアには書店通りやミニ電脳通りがあって、こんな通りもあります。
カメラ屋通り(半分ぐらいデジカメ通り)。この看板の統一感が美しいですね。
お世話になりました。新光三越駅前店ビル。道が分らなくなったら、これを探すと迷わなくてすみます。これぞ本当の意味でのランドマークだよなあ。台北101より、こちらのほうがよっぽど役に立ちました。(つづく)
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