日々是口実 2006年GW
台北旅行編 第2日

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某月某日
台北滞在二日目は『台北を把握しよう』ツアーです。

SOGO(今は名前を借りてるだけで日本のそごうとは関係ない)の前を通って世界で一番高いビル『台北101』へ。

その途中にあった台北市議会の建物。

 
李登輝死すとも揮毫は消えず(死んでない死んでない)。

これが台湾が世界に誇る『台北101』です。

『新しいランドマーク』とか言われているらしいんですが、観光するにあたっては、これが出来る前に台北一高い建物だった新光三越駅前店ビルのほうがよっぽど役に立ちました。

とりあえず登ってみることに。

エレベーターは日本製。偉いぞ日本。ちなみに横浜のランドマークタワーのエレベーターとは別会社。

うーん、高さがあんまり実感できません。

やっぱり、見慣れた土地で『うわっ、すげ、あんなとこまで見えるよ』って感じじゃないとだめですね。

追加料金払って、もうちょい上へ。登るのは自力。登った先はオープンエアーの展望フロア。

なんで自力で上がるのにお金取るんだぁ、東京タワーの大展望台なんか自力で登ればタダだったぞ(かなり昔の話。今はどうだか知りません)、マリンタワーなんか自力で登ったらボールペンくれたもんだ(これもかなり昔の話。今やタダって言われても登りませんよ...)。

ああ、エンパイア・ステート・ビルでもこんな写真撮ったなぁ。
なんとなく、ぐるっと一周して終わり。

風がなかったもんで『高いとこは、やっぱ風もすげー』とならなかったのは残念。

下を見るとこんな感じ。

101の下は(ランドマークタワーの下と同じように)オシャレなショッピングモールになっていて、そこにちょいとハイソなアメリカンテイストの本屋さんがあります。なぜか男性ヌード写真および絵画集が、女性のそれと同程度の売り場面積を占めておりました。まぁ、アート扱いなんですが、なんでこんなに充実してんだろ?

で、こんなのがありました。

日本語を勉強する雑誌です。日本でも見たことあるような...倖田來未、ここでも大人気。
『エロかっこいい』はこう書きます。
でも『性感』は『セクシー』の意味のようだから、『エロ』とはちょっと違うような気も...

スポーツ雑誌ではこんな記事が。

ま、順当なとこでしょう。

地下のフードコートで夕食。

衛生に気を使ってか、店員さん全員マスク着用(101に限らず、ちゃんとしたビルのフードコートではどこでもそうでした)。お腹に自信がない人はそういうとこで現地料理を食べてみるのもありかもです。店によってはレジの近くに料理名を書いた伝票が置いてあって、お客さんはそれに数量を書き込んで店員さんに渡すだけというシステムの店もあって(台北駅地下に多かった)、話せなくても写真つきメニューを見ながらゆっくり選べてよかったです。ただ、マークシート受験を潜り抜けてきたはずの夫が記入欄を書き間違えて、思わぬ料理が届いたことが2度ほど...よく、大学合格したなぁ...

そういえば、どこに出店するか判んないんですけど、101で牛角がウチワ配ってました。日本の各コンビニや吉野家が進出してたのは知ってましたが、モスや中島水産(持ち帰り寿司)、ベーカリーとしてのヤマザキ(お好み焼きパンがありましたよ〜)なんかが進出してたのは、ちょっとびっくり。

外へ出たらもう真っ暗。

台北は暑いせいか、夕方になるに従って人々が出てきます。朝の10時頃なんて店も開いてなきゃ人もいません(日曜日でもそう)。なので夜の8時ぐらいは宵の口のようです。駅前の三越など遅い時には夜中の10時閉店だったりします(だったと思う。まぁ、旅行者にその時間に行くことは薦めませんが)。

なもんで、国父記念堂前もそれなりの人出。
その辺りから振り返ると101がこんな感じ。

帰りは地下鉄に乗りました。

ホームが吹き抜けなのは防犯の為なんでしょうか?

車両はワシントンD.C.タイプ。降車駅が車内に表示されるし、『夜は危険を避けたかったら、ここに乗りなさい車両』には時々警備員さんが乗り込んでいて、明るくて便利。滞在中乗りまくりでした。

ついでに硬貨への両替機が切符の自販機のすぐそばに必ずあるので、硬貨が必要な時には地下鉄に乗らなくても両替のために利用したりもしました。

(つづく)
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