日々是口実 2005年10月〜12月
(上の方が新しい出来事です)
某月某日
ついに梅ちゃんこと梅垣義明の公演チケットをゲット。横浜BLITZへ観に行く。掲示板に寄せられた情報によれば、『新宿の公演では前列にずらりとオネェさまがたが陣取り、野太い声援が飛ぶ』と伺っていたのですが、横浜じゃそれは無し。
で、今回のツアーのドレスコードはこれ。
頭ブラジャー。老若男女すべて頭ブラジャー。入場時に手渡されたブラジャーを頭に装着することを最初は躊躇していた男性陣も、着席すると場の雰囲気に飲まれて、すんなり頭ブラジャー。
女性陣にいたっては、『いかにかわいらしく、おしゃれにかぶれるか』のアレンジを皆、試行しておりました。かわいい人がかぶると、これがメイド服のヘッドドレスに見えてくるんですよ。すげー、かわいいの。ストラップさえ目に入んなきゃ...
被る人のキャラによっては(特に黒ブラの場合)ヤッターマンにも見えますが...
ベストブラニストのお二人。お顔をお見せできないのが大変残念なぐらい可愛いかったです。で、梅ちゃんのリサイタルでは必ず、ちょっとぽっちゃりめの男性が餌食になって舞台に引っ張り出されるんで、『ウチの夫ももしかして餌食に!? 』(私は中途半端におばさんでなく、豆を入れやすいバッグも持ってないし、席も最前列でもなければ通路際でもなかったので)とわくわくしてたんですが、梅ちゃんのハードルはさすがに高かったです。初めて観てやっと分かったんですが、梅ちゃん、熊さん系か、もち肌ぽっちゃり系、短髪おやっさん系、スーツリーマン系じゃないと対象外だぁ...(まさか仕出しってことはないですよね...)
ウチの夫は、ただ太ってるだけでノリ悪そうだから絶対選ばれな〜い。ちぃ〜!!
梅ちゃんリサイタルで『選ばれたい』かた、肉体改造および『通路際の席を取ること』をお奨めします。
ついでに、小学生高学年から中学1年ぐらいの『シャレのわかる親御さんに連れて来られた、チキンリトル系男子』もいじられ易し。今回の公演で栄えある『いじられ君』に選ばれたシュウヘイ、元気かぁ〜。おばさん、アンタみたいな子が好きだよ〜 あと、ずうずうしいオバさんの団体もよさそうだ。次は仲間を募っていくか...
記念に買った”豆”フィギュア。
豆もメンタムリップも貰えなかったワタクシはやはり寂しかったのです(白菜は飛んできたけどな)。終演後、出口脇で梅ちゃんに握手していただけるとわかったとたん、思わずこのフィギュアを梅ちゃんに突き出して叫んでおりました。『チュッてしてください!!』
家宝。とかいいながら、その後、食事した店に置き忘れてしまい(口紅が乾ききってなかったんで、バッグに入れずにテーブルの上に置いていたことを忘れて出てしまった)、店を出てしばらくして気付いて慌てて取りに戻ると、もう閉店(そういや、食べ終わった時すでに閉店時間を少しだけ過ぎていて、私たちが最後に出て行った客だった)。焦りながら扉をノックする夫。1分ほどノックし続けた後、音に気付いた店員さん(20歳台と思しきお嬢さん)が内側から鍵を開けてくださった時、彼女の手には既に豆フィギュアが。微妙な笑顔で『こちらですね〜』と渡してくださった、店員さん。梅ちゃん知ってらしたら嬉しいんですけど...
梅ちゃんのリサイタルがどんなに素晴らしいかは是非DVDでお確かめに。私は『かもめはかもめ』が好きです(でもこの時ははなぜかやってくれなかった。汚したら怒られる会場なのかなぁ。でも、白菜は思いっきり投げてたなぁ...)。
でも、梅ちゃん芸を宴会でやっちゃだめです、近いものをOL時代に経験したことありますが(なんで、社会人になって、こんな経験を〜)、よほどノリの判る仲間や理解ある会場じゃないと、ただの嫌がらせにしかなりませんから(片づけが半端でなく大変)、シロウトがやっちゃ駄目です。ある意味、電撃ネットワーク芸より(あれは、本人がダメージを受けるだけだからいいか。ああ、でも救急車を呼んだりしなきゃいけないから。やっぱ、やっちゃだめだな)シロウトがやっちゃ駄目な芸ですね。
翌月、新宿コマ劇場でWAHAHA本舗全体の公演『ワハハ音楽祭』を観る。トリは梅ちゃん。今度は『かもめはかもめ』もやってくれました。今回、かもめ大泣きでした。広い劇場じゃなきゃ、かもめ泣けないようです。
この『ワハハ音楽祭』、コマ劇場入り口の看板に書いてあった公演終了時間を見て、『7時開始で10時半終演って、うそー』と思いましたが、あっというまでした。柴田理恵、歌うまいです。久本雅美はう〜ん、て感じでした(夫に言わせると『20年前の久本雅美は可愛くておもしろかった』そうですが)。
終演後のコマ劇場ロビーはワハハグッズを売ろうとする団員の声と、その間を押すな押すなで通っていくお客さんの奔流で、まるで年末のアメ横のよう。夫、わたしに金を要求すると、その奔流を遡ってCDを購入へ。
WAHAHAの団員ではないが今回参加していたコンビのCD。ピアノの方(横浜の梅ちゃんリサイタルでも伴奏していた)も、バイオリンの方(こちらは梅ちゃんのリサイタルにはいなかった)も、それなりに芸達者。10年後のみさおちゃん(サブちゃんバンドのバンマス)か?
ちなみにコマ劇場の座席順、『いろはにほへと』から『ABCD』に変わってました。『We Will Rock You』効果か?
ところで、横浜BLITZでの公演の翌日、夫が仕事仲間のアメリカ人(ちょうど来日中だった)に『昨日はドラッグクィーン・シャンソン・シンガーのショーを観にいった』と言ったところ、もう20年以上日本がらみの仕事をしているそのアメリカ人から『それはミワか?』と聞かれたらしい。美輪明宏だと思われたようだ。
某月某日
再びKWEENを観にいく。会場にはこんな方が。
今回の会場は川崎のクラブチッタ。横浜BLITZとクラブチッタは年寄りにも優しい感じがします。でも、ライブったらやっぱり 前回 の初台ドアーズみたいなところがそれっぽいんだろうなぁ。私もあと20歳ほど若ければドアーズでも平気なんだが...最後には『We Will Rock You』のギタリストが客演... う〜ん、わたし的にはちょっと納得できない。
某月某日
夫、またまたシリコンバレーに出張。今回は飛行機(またしてもアメリカン)内で初めて『お医者様はいらっしゃいませんか!!』に出くわしたそうです。で、ひとしきり英語のアナウンスがあった後、おもむろに日本語で『センセイ ハ イラッシャイマセンカ!!』と言い出したそうです。お医者さんが見つかったかどうかは謎なんですが、代議士センセイや、学校のセンセイが『ワシだが』と立ち上がらなかったことを祈るばかり。
そして、泊まったところが素晴らしいコンセプトのホテルだったらしい(事前にネットで調べた時は、こういうところだとは判らなかった模様)。
いたるところアニマルプリント... ガウンは豹柄(正確にはレオパルド柄、はっきり言って夫に一番似合わない柄)、カーペットは虎柄。
そして枕はジャガー柄。極めつけは『おこさないで下さい』タグ。
『あっち行きやがれくださいませ(意訳)』とは、わぁ、なんてワイルド〜。泊まる人選ぶホテルだなぁ〜。うんこ座り得意な皆さま、警察の組織犯罪対策関係の方あたりと知り合いたくなくても知り合いになってしまわれる職業の皆さま。アメリカにおいでの際は是非〜(いや、まずいか)。Vシネマごっことかも出来そう。いや、『街中で生キャッツ』奥さまでも可ですが。
で、こんなホテルに泊まってしまったせいでしょうか、『カーナビ付きの中型車』を予約していたはずのハーツでは、『あなたの希望の車は全部出払っている』とかでこんな目に。
アウディのオープンカー(正確にはカブリオレ)。出張で堅い会社回るのにオープンカー。『普段は特別料金がいるんだけど、今回はこちら(ハーツ)のミスだから』ということで、料金は予約していたのと同じになったらしいですが(当たり前か)スポーツタイプのオープンカー...
今回の機内通販誌。
うわ、この表紙のクランチチョコグッズいいなぁ〜。今回は何と言ってもこれ。
雪だるまキットもいいんですが、なんといっても右のこれ。くわえさせて公園を散歩させると何も知らない人がびっくりするよ、ということらしいんですが、寝起きでぼんやりしている時に自分の犬がこれを咥えてきて『ね、遊んで?』って来たら、一発で目が醒めるだろうなぁ。またしても、中華系モールで台湾雑誌。
表紙には浜崎あゆみと倖田來未の文字が。でもこの雑誌、以前 倖田來未を神田うのと紹介していた んだが大丈夫か。
おおう、取り上げるとしたら、やっぱり、こんな感じだよなぁ。と記事を読んでみると...
『セクシーシンガー』とでも訳しゃいいんでしょうか?
『巨乳写真女郎』!! えーっと、『巨乳グラビアアイドル』の意味だと思いますが、それにしても写真女郎ですか(まぁ、台湾で”女郎”が日本と同じ意味なのかどうか判りませんが)...文章全体は『最大のセールスポイントは、セクシーじゃないパーツが全身のどこにもないところ。身長は153センチだが、それを補って余りある巨乳グラビアアイドルなみのFカップ美乳を舞台でぷるんぷるん揺らしながらエロパワー炸裂で歌う』てな感じ?
もう、この記事を読んでからは、くぅちゃんのこと見るたびに『エロカッコイイ』じゃなくて『性感歌姫〜』と頭が勝手に変換してしまいます。
でもって、当地の日本人向けスーパーのチラシ。
よく見ると、不思議な表現が。
『国内産うに』って、どこ産なんでしょう? ストレートに考えるとアメリカ産なんですが、他の物が『アメリカ産』『北米産』『カナダ産』『アラスカ産』と銘打っている(まぁ、北米産と、カナダ、アラスカ、アメリカ産の違いは何?という疑問は残りますが)のを見ると、『もしかして日本産?』とも思ってしまいます。それから、アメリカ産神戸スタイル牛って何なんでしょう? スライスのしかた? それとも育て方? 神戸で育ってないから『神戸牛』とは名乗れなくて『スタイル』ってつけてんでしょうが、これって今、日本でも問題になっている『東京名物草加せんべい』みたいなものじゃないんでしょうか?
そういえば、NBAの選手が、神戸牛があまりにおいしくて感動したお父さんに『コビー』と名づけられたって聞いた事があるんですが、神戸牛、アメリカでもブランドとして確立してるのかなぁ
で、このお店の名前。
最初、『ニンジャ・マーケット』と読んでしまいました。というか、それ狙ってません?夫、しばらくして再び米国出張。
今度はジャガー。
前回と同じく『カーナビ付き中型車』を予約していたら、またしても全部出払っていたので同料金であてがわれたそうです、このジャガー。ここのカーナビは絶対あきらめなくて優秀なので、夫にとっては『とにかくカーナビ付きじゃないとダメ』だそうです。
某月某日
おなじみの『小田急ファミリー鉄道展』。
『よっしゃ! くるりの”赤い電車”グッズがあるかも〜』と出かけたんですが、京急不参加...(このあと『赤い電車』に、いくらつっこんだことか...って、まぁ、CD3枚だけか)ロマンスカーのCDも出てないしなぁ...(出す時は是非CM映像込みで)
で、今年の『がんばってるさん』は、このおふた方。
焼きそば焼いてても、ホテルのシェフの意地が被り物に出ております。焼きそばにもありがたみが感じられるってものです。
こちらの焼きそばは『爆盛り』だそうです。被り物は”まりも”じゃなくて、かえるです。こちらは子連れファミリー層狙いか。でも、『うわぁ〜、かえるさんだぁ〜、ママ〜、かえるさんが作ってる焼きそば買って〜』とはならないと思うなぁ。かといって『うわぁ〜、かえるぅ〜、かわいい〜』というお嬢さんが来るとも思えませんが...今回は私は買い物なし。夫が購入したのはこちら。
どうするつもりでしょう...そしてこれ。
ちょっと前に出たものらしく、すでにセール品でした。電車のハンドルを持ち手にした傘。よく運転士さんがマイ座布団とこれ(ハンドル)を持ってホーム歩いてますよね(神奈川県央では相鉄でよく見かけます)。箱根登山のスイッチバックでは運転士さんがこれ持って車掌さんと入れ替わっておりましたが、今でもそうなんでしょうか?
ところで、相変わらず大変な人ごみのファミリー鉄道展。子連れのお父さんが『混んでるからおとうさんの手を離すんじゃないぞ』という場面は多々目撃いたしましたが、今回、入り口で娘に向かって『おとうさん手を離すからな!! ちゃんとついてくるんだぞ!!』と叫んでいるかたを目撃しました。獅子は千尋の谷から我が子を...じゃなくて、すさまじきものは鉄っちゃん、もとい、鉄道好きだなぁ...
そういえば、『お父さんと太郎(仮名)どこ行っちゃったのかしら? 二人で別々の方へ行っちゃうから探す手間も倍じゃない』と呆然としてるお母様と娘さんの二人連れもいたなぁ、立派な後継ぎが育っても居るようです(でも、興味の対象は微妙に別の模様)。
さすがファミリー鉄道展、さまざまなファミリー模様が展開されております。