日々是口実 2003年1月〜3月

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(上の方が新しい出来事です)

某月某日
安い苺を買ってくる。中にこんなのが。
フォボスとダイモス
『フォボス』『ダイモス』と命名。

某月某日
小学1年生の姪ッ子が春休み中、ほとんどお出かけできなかったそうで、彼女のリクエストでカラオケに行く。

彼女はカラオケに行ったことはあるが、歌うのは初めて。なんだが、凄いこと凄いこと。マイクは回すわ、大胆な振りつきだわ、約3時間、ほとんどマイクを離さず歌いまくり。他の人が歌っていてもなんとか一緒に歌おうとする。

で、彼女の弟である甥っ子(幼稚園にも上がっていない)もマイクを離さず、でたらめな歌をうなりまくる(つまり他の人はマイク無しで歌うことになる)。こいつが唯一まともに歌えるのが『大きな古時計』。ところが何度唄わせても、『♪うれしいことも、かなしいことも』が『♪うれしいことも、やましいことも』になる。

おじいさん、なかなか腹黒かったらしい。墓場まで秘密を持っていくために、自分が生まれたときから一緒だった時計を道連れにした模様。

昔、探偵ナイトスクープで幼稚園児の女の子が『どんぐりころころ』を『ドジョウが出てきてこんにちわ、おっちゃんと一緒に遊びましょ』と歌う(本来の依頼は、他にも間違って覚えている歌があって、そっちを直して欲しいというものだったのだが、それが何だったか忘れちゃいました)のを観て大笑いしたものだが、まさか身内にそんな奴がいたとは。


某月某日
新しもの好きの夫が、最近テレビでガンガンCMを流しているJ-PHONEの海外専用ケータイを買ってくる。
 
ボーダフォンの海外専用ケータイ 開いたところ
『最近海外出張多いしぃ、基本料は月あたり540円だし、今までのレンタルケータイみたいに送り返したりしなくていいし、通話料もおトクで、かえって安上がりだよぉ。再来週のソルトレーク出張にはこれ持ってくからね』とか言って、にこにこしながら触ったり、CMが流れるたび『これこれこれ〜、この間買ったのこれ〜』と何度も大騒ぎする(うるさい!これで何度目だと思ってる!!)。今回は、反対する理由がないのが、ちょっとくやしい。

ところが出張に出発する4日前、対イラク攻撃開始は秒読み段階に入ったということで、夫の会社では海外出張自粛令が発令、ソルトレーク出張も中止(実際に開戦したのは、予定通りならソルトレークに到着した翌日となるはずの日)。

夫はニュースを睨みながら、ケータイのことを一言も口にしなくなりました。とりあえず、たまには充電しとけよ〜


某月某日
『アイフル犬』、あいかわらず大人気ですね。

最初のCMのとき、夫と『あの一歩踏み出すのが狡猾だよね』と言っていたものの、あの愛らしさはやはり脳天直撃でした。でも、犬を飼うならやっぱり雑種犬だよなぁ、と思っています。丈夫だし、面白いし(ただし、雑種は成犬になったときにどれぐらいの大きさになるか予想しにくいので、集合住宅では(ペットOKでも)飼うのが博打なのが困ったもんです)。

でも、『アイフル犬』がチワワだと聞いたときに、な〜んか違和感があったんですよ。で、ある日荷物を整理していたところ、こんなマグネットを発見。タコベルのキャラクター犬。

タコベルのキャラクター犬
ああっ!! 私の感じていた違和感の原因はこれだったんだ。

そうだよ、私の中のチワワのイメージってこれだよ、この凶悪そうな中南米顔こそチワワだよなぁ。どっちもTVのCMに登場するチワワなのに、何故こうも違っちゃうんだろう(まぁ、チワワはチワワでもロングコートは別もんというのは常識らしいのですが)。


某月某日
夫の仕事関係のお知り合いに、欧米にもその名がとどろく有名人がいるのだそうだ。噂では『眠りの小五郎』のようなかたらしい。

夫がそのかたの噂を初めて聞いたときには『寝たふりしてるだけなんだろ』と思っていたそうな。ところがある日、会議でご一緒する機会があってご本人に遭遇。

会議が始まってしばらくすると、ご本人爆睡(いびきをかいて眠っておられるらしい)。夫は『おいおい』と思っていたのだが、誰も起こさず。ところが、会議が重要ポイントにさしかかったり行き詰まったりすると、いきなり目覚めて、ものすごく的確な指摘や発言をなさるんだそうな(起きちゃうところが『眠りの小五郎』とは違うが)。で、発言し終わると再び爆睡なさるらしい。

それが会議中、1回や2回ではないらしい。まぁ、それだけ聞くと、夫の会社(というかそれら関連の業界)の会議はいつもそんなに薄くて眠いもんばかりのようにも思えるが、米国やヨーロッパの関係者間でも『ミラクル!!』と評判らしい(ということは、眠ってても英語と日本語の切り替えが出来てるってことか?)。ちょっと一度その会議、覗いてみたいです。

そのかたもそろそろ定年が近いとかで、そのかたの会社では今、後継者となる次の『小五郎』をどう養成するかで、まじで悩んでいるらしい。

余談ですが、私が昔働いていた会社では『技能競技会』というのがあって、現場の作業員の人が色々な技能を競うのですが、その中に『ネジの山から、指定された本数だけを、握った重さの感覚だけですくい上げる(ネジの種類は競技会のたびに変わるので、色々な種類のネジの重さを知っていなければならない)』というのがあったんですよ。今、食玩を買うたびに『あんなの、何の役に立つ技能になるんだよバカらしいと思っててごめんなさい!』と謝る日々です。


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