日々是口実 2003年初夏
フィンランド土産編

日々是口実の最新版へ

海の家トップページへ戻る


(上の方が新しい出来事です)

某月某日
夫がフィンランドに出張。

最近このページは、私の『日々是』ではなく、『夫の出張報告日記』になりつつあるのが、なんかムカつく。最近、夫が海外出張でいろいろ刺激的な体験をしてくるせいで、私が普段の生活で『おもしろい!』と思った体験が、夫にとっては、すげーつまらないものに見えるらしく、『そんなのより、この間の出張土産の話、あれ先に書いてよ』となるのだ。なんだかなぁ。

では、これからフィンランドに行かれる皆さまに、日本人にウケるであろうお土産品の有名どころを2、3ご紹介しましょう。

ゲイシャチョコ各種 空港の免税店で山積みに
空港の免税店で山積みになっていたゲイシャチョコ各種。一番小さい板チョコは、ヘルシンキ市内のどこのコンビニにもある日常品だったらしい。

もしかしたら、アメリカでも売っている ゲイシャ印の缶詰 会社の製品かも、とも思ったが、例の彼女とは、向きと衣装が違うので、多分違う会社。

しかしなぜゲイシャなのか謎。日本でカカオマスが採れるわけでなし、ヘーゼルナッツが採れるわけでなし。日露戦争がらみ?という噂もあるが、『それはあんまり関係ないと思うよ』とのこと。

大きな箱のは扇型 小さな箱のはゲイシャとは関係ない形
チョコの形を扇形にしたかったから、とか。でも、違う形もあるので、その説も却下。かつてヨーロッパで流行ったジャポニズムの流行に乗って作られたのか?

つぎ、謎のカップめん。

カップヌードルもどき 横から見たところ 上から見たところ
『カップヌードル』。

まだ食べてません(なんかおいしそうに見えないんですけど)。日本なのか中国なのか謎のおっさんの下に『KATOZ』の文字が。もしかして『加藤’S』か?

で、ちょっと説明が必要なのが、このTシャツ。

ヘルシИキTシャツ・黒 ヘルシИキTシャツ・白
ずっとロシア/ソ連に脅かされ続けてきた歴史を背景にしたと思われる、自虐的ネタのTシャツ。『HELSIИKI』とキリル文字になっている。ちょっと分かり難いが、その下には『FIИLAND』とも。

黒と白の両方とも買ってきてくれたんですが、もう洗ってたたんでタンスにしまったもんで、取り出すのがちょっと面倒。買う前にお店で撮ったという画像でごかんべんください。

それから、フィンランドといえば。これ。

ムーミンクラッカー
スナフキンや、スノークのお嬢さん(日本では他にフローレンとかノンノンなど多羅尾判内も真っ青な、色々な名前を持つお嬢さんのこと)が、フィンランドでは違う呼ばれ方をしているのは有名(そしてスナフキンはむちゃくちゃ覚えにくい名前)で、夫もそれに注意して色々なグッズを探したようだ。

まぁ、スナフキンはレギュラーメンバーだったので、夫も呼び方が判らなくても姿形で探せるが、実は私、スナフキンの次に、おしゃまさんと毛布をはおって帽子をかぶった犬(この犬が日本でなんて呼ばれていたのかさえ覚えていない!!)が好きなのだ。

しかし、フィンランドではなんて呼ばれているか判らず、夫も姿かたちがわからないので探せるわけもなく、夫が買ってきたフィンランド語のムーミンの本を読めるわけもなく(いや、どこが名前なのかさえわかんないんで。とりあえず日本語版をもう一度買ってきて、照らしあわせるしかないのか?)、結局、断念。

もうひとつ、日本人観光客のあいだで密かなブームになっているらしい、妖しいお土産。

スキスキ薄餅
『うすもち』とよむのでしょうか?

なんか言いたいこと(薄くてよくのびる?)はわかるような気がしますが、日本製の性能のよさにあやかってつけたネームングなんでしょうか?

中の個別パッケージを見ると、『CHO-SAN』と書いてあります(長さん?)。

しかし、『スキ - スキ』とは、あまりに直球ストレートなネーミング(商標登録までしてあるし)。

で、裏にはこんな説明が。

長さ185mm、直径52mm
フィンランド語の辞書を引いてみたところ、Pituus は『長さ』、Leveys は『幅』だそうです。

気を取り直して。日本製品はこんなところでも頑張ってるらしいです。

日本製モデルガンその1 日本製モデルガンその2
で、日本製品の優秀さは、この世界でもこんなものを生み出しています。
これも日本製?
これも日本の製品かと思ったら、よく見ると日本語がちょっとヘン。
怪しい日本語
どこの国の製品なのかはちょっとわからないんですが、ポスターの一番下に小さく小さく書いてあったという社名からすると、台湾か東南アジアあたりのニオイがします。
日本製じゃなかった
最後に、街なかに貼ってあったらしい、クラブのポスター。
ザク?
何かに似ています。あえて何とは申しませんが。ここにも日本製品の優秀さが感じられます。

あと、アジア旅行のパンフレットに、ヘンなゲイシャさんの姿を発見したので、詳しくは『日本の歩き方』の『その72:ゲイシャ』をご覧ください。


日々是口実の最新版へ

海の家トップページへ戻る