日々是口実 2004年4月〜6月

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(上の方が新しい出来事です)

某月某日
♪燃えるスリーダイヤの〜白いクルーザ〜

建造中に火災を起こしたダイアモンド・プリンセス改めエメラルド・プリンセスが、長崎からアメリカに行く前に横浜港に寄るというので、始発に乗って横浜港に向かう。

昔は大桟橋へ行くにはバスに乗るか長いこと歩くしかなかったが、みなとみらい線が開通して大桟橋のすぐ近くに駅ができたおかげで、熱い船おじさんが周りにぎっしりなどという目に遭うこともなく到着。

お目当ての船がくるまで、『クラリス、クル〜ザ〜』などというギャグ((c)ハンニバルレクター)を飛ばしながら待つ。

ほどなく、ベイブリッジの向こうから超大型クルーザー登場。

 
おおっ、本当に橋ぎりぎりだ。

なんか、潮の加減を読み間違えてガリガリっとやっても面白いかなぁ、とも思ったんですが、それはそれで大問題ですよねぇ。もしかして、この日ちょっとでも風が強かったり波が高かったりしたら、入港は無しだったのかも(姉妹船が立ち寄った時は沖合いで給油しただけで、桟橋には寄らなかったのだ)。

あ、朝6時半なんていう早朝に寄港したのは、この時間じゃないとベイブリッジがくぐれなかったからか?

無事ベイブリッジをくぐり終えて桟橋に近づいてくる。一旦止まって、バックで着岸するようだ。
 
それを見守るおじ様たちの頭、頭、頭。

鉄道関係よりも年齢層はずーっと上。戦中は海軍さんにあこがれ、戦後は造船王国ニッポンを間近で体験してきた世代がこのあたりなんですかね。

で、撮影も携帯付属のカメラで撮るなんていう中途半端な人は殆ど無し。みなさんカメラ持ってきてます(値段や性能は幅広し。デジカメ率はちょびっと低かったような)。イベントに出かける際は、たとえ荷物になっても必ずカメラ、の世代でもあるようです(まぁ、動くものを写すのに携帯付属カメラは適してませんしね)。

 
いや、なんか喫水線が異様に低く(海面から出ている部分が異様に高く)見えるんですけど、引っくり返らんのでしょうか?

で、接岸直前。

白服のおっさん、パイロットの腕に絶大なる信頼を置いているようです。

なんかの弾みで落ちたら死ぬぞ、おっさん。

 
だって、この高さ。ゆうに3階ぶんぐらいあります。運がよくても骨折、悪けりゃ死んじゃいますね。下コンクリだし。桟橋じゃなくて海に落ちたとしても船と岸壁に挟まれちゃうし。
謎の扉(メンテナンスか何かに使うんでしょうか)。ここにも白服のおっさんが。大航海時代なら、処刑用のジャンプ台にしか見えません。
普通レンズしかついていないデジカメでは全貌を捉えきれません。

でもこの写真では『まぁ、箱根の海賊船もこんなもんよ』とおっしゃるかたもいらっしゃるかもしれません。が、横から撮るとこのとおり。

ホテルでもデパートでもありません。船です。なんか、非常識なぐらい大きいんですけど。
この船は、もともとダイアモンドプリンセス(三菱製だからディヤマンテ?戦前日本なら金剛石皇女号)だったのが、火災で完成がえらく遅れちゃったので、少し遅れて建造していた同型船サファイアプリンセスをダイアモンドプリンセスとして納入して、ダイアモンドプリンセスだったこの船はサファイアプリンセスになってしまったもんで、こうして船首にはサファイアプリンセスと書いてはあるが、まだ船内のあちこちに『ダイアモンドプリンセス』という刻印が書き直し忘れられたまま残っているんじゃないだろうか。

『タイタニック号は実は沈んでいない。沈んだのは同型船のオリンピック号だ。オリンピック号はタイタニック号とすりかえられて、保険金目的のために沈没させられたのだ。なぜなら海底で見つかったスクリューにはタイタニック号の刻印があったのだが、実は軍艦と衝突したオリンピック号を修理するためにタイタニック号のスクリューをオリンピック号に付け直して、オリンピック号のスクリューは修理が済んだあとでタイタニック号に付けた。たからタイタニック号のスクリューにはオリンピック号の刻印があるはずなのに、そうなっていないのは沈んだのがオリンピック号である証拠だ』というのを『200X』でやっていたが、この船にもそういうややこしいエピソードが作られそう。

唯一、艶消しだったのがこの看板。

どっかの安モーテルみたい...

帰り道に通りかかった旅行代理店に、サファイヤプリンセス、ダイアモンドプリンセスで行くクルージングの広告が出ていました。それによると、このサファイアプリンセスは、米本国に着いて1週間ぐらいで営業航海を始めるみたいです。これを書いている今はもう初航海は終わっているはずですが、特に事故のニュースもないようでよかったよかった。


某月某日
♪あの娘はルイジアナ・ママ、やって来たのはニューオリン♪のニューオリンズ。

いや、なぜ”あの娘”なのに”ママ”なんだろう? 未婚の母? セントルイスの女はエプロンの紐で男引きずりまわすし、50〜60年代頃のアメリカ南部の女性ってユニーク。

というわけで夫、ニューオーリンズに出張。ブードゥークイーンの本場。ケンタッキーフライドチキンには『生贄チキンバリューセット(呪いの人形付き)』があるという町(大嘘)。

しかし、なんで毎回毎回出張先が転々とするんでしょう?なんかの嫌がらせか? それとも夫の出張先の約半分を占める某業界団体、行く先々のホテルで毎回なんかやらかして、二度と同じホテルが使えなくなってるとか?(昔勤めていた職場の隣の課は、飲み会で闇鍋、それもお店の鍋に脱ぎたての靴下を放り込んだまま帰るという悪質極まりないやつをやったりしていたため、毎回出入り禁止を喰らって二度と同じ飲み屋を使えないので有名だった。おかげで同じ会社というだけでその飲み屋を使えない他部署が続出し、ついに部長から飲み会禁止令がでた。が、そこの課長は懲りずに大暴れを続行。にもかかわらず順調に出世していき、私たちに世間の理不尽さを教え込んでくれたものだった)

で、当地ニューオーリンズの名物は、ワニ料理とザリガニ料理。ザリガニって、あのアメリカザリガニですよね、スルメで釣る。泥臭いって聞いたことがあるんですが、ランチにザリガニガンボを食べた夫によれば、淡白で、安物のロブスターみたいな味だったそうです。

で、ご当地料理店には、仮面ライダーの怪人のようなこんな人形が。

『怪奇ワニザリガニ男』。え〜っと、おいしいデザートや風船で幼児を誘い込む作戦中のようです。

でもって当地のお土産屋では、日本のお隣の某国で宝物扱いで切手にもなっているワニの剥製 が、これでもかと飾られていたそうです。

  
いや、お隣の某国とは乗せてる物は違いますが、とりあえず直立させられてるのは同じ。

う〜ん、あの食器と灰皿が高級品だったのかなぁ。お値段がいくらなのかちょっとわからないのですが、まぁ、貴重品でないのは確か。

ラッキーだったのは、この剥製は売り物じゃなくて、お土産物屋のインテリアだったため、夫が『お土産にしよう』なんて気を起こさなかったこと。いや、売り物でも飛行機で持って帰るには少々大きいが。でも、夫、1/3の大きさだったら絶対面白がって(自慢したくて)買ってきちゃったに違いない。

いや、その前にワシントン条約に引っかかるか? でも、これ『メイド・イン・ニカラグア』というシールが貼ってあった(やっぱり、お隣の某国に贈られたのも同じようなものか)そうなので、ワシントン条約はクリアー済み?

て、言うか、動物愛護の観点からこうゆうのOKなんですか、ニューオリンズのかたがた?


某月某日
何年ぶりかに上野動物園へ行く。

5月連休明けだったので、もっとスカスカかなぁ、と思っていたが意外と多い人出。健全なレジャー嗜好の家族連れが多くて安心する。

動物園といえば、昔は猿山を眺めて半日過ごしたり、自分の人生を見つめなおしたり、なんて人が散見されたものだが、今はなんといってもプレイリードック。プレイリードック大人気。4月の終わりごろが出産シーズンだったのか、小さいのがてんこもり。『ママ、ママ、あれ、ハムスター』『おかあさん、モルモットいるよ〜』などという歓声に混じり、アベックの『いや〜ん、かわいい〜』攻撃が炸裂。

いや、デートで動物園に行かれると分かると思うんですが、意外と動物園って、この『いや〜ん、かわいい〜』ボンバーを炸裂させるポイントが難しいんですよ。パンダの前で炸裂させると、『けっ、このカマトトが』て視線浴びたりするもんで、大人の女性はいきおい『あ〜ん、あのキリン、まつ毛かわいい〜』と、『私はどのパーツをかわいいと認識しているか』を強調したり、『いや〜ん、あの小猿、あんなに一生懸命しがみついてる〜』と『私はどの行動をかわいいと認識しているか』をいちいち説明しなければならなかったりして面倒。

私の友人などは、初めてのデートで爬虫類館に彼氏を連れ込んだ挙句、『かわいい』を連発して、その場でサヨナラをくらい、『男の人って皆、怪獣や爬虫類が好きだと思ってたのに〜』とボヤいておりましたが、周りは『いや、彼氏、爬虫類好きだったかもしれんが、爬虫類を”かわいい〜”と言う女が受け入れられなかったんじゃないのか』と密かに突っ込まれていたものです。

なので無条件で『かわいい』といってしまえるプレイリードックは貴重(男性は、テディベア好きの女性には引いたりするが、ハムスター好きの女性には引かないようだ。この微妙な線引きは何故)。

で、こいつら結構ぼんやりしてるんで、大人プレイリーに何度も何度も踏みつけられてる子プレイリーや、子供を巣穴に何度も入れてはその度に脱走されている親プレイリーなどもいて、見ていると愉快。

プレイリードック山と観客側の塀の隙間にある溝に、どう見てもその溝を這い上がれなさそうな小さな子プレイリーが転落しておりましたが、あれどうやって戻るんでしょうか? なんか秘密の抜け穴でも? あと、あのチビッコどもが育つと、どう考えて人口過密になりそうなんですけど、養子先は決まってるんでしょうか?


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