日々是口実 2002年7月〜9月

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(上の方が新しい出来事です)

某月某日
近所のお祭りに東京農大応援団を見に行く。
東京農大応援団の大根踊り
『な〜んだ、またかよ』と思われた あ・な・た♪ ふふっ、今年の我が家には動画が撮れるデジカメが導入されているのですよ〜 『大根踊り』こと『青山ほとり』の動画はこちら(約8メガバイト、約5分間)。どうぞご堪能あれ。

あ〜っ、いいなぁ。『青山ほとり』もいいのですが、実は『拍手と気合で対戦相手をびびらせる(大意)』という応援が一番カッコよくて好きだったりします。特にリーダーさんの海老反り具合が素敵。あれ、体がやわらかくないと出来ないよなぁ。『嗚呼!!花の応援団』の青田赤道の決めポーズって、コメディのための創作ポーズじゃなくて、実際の振りに基づいている(いや、舌がカールしながら伸びたりはしませんが)ということが、これをみるとよく解ります。拍手の場面で、そばにいた赤ちゃんがそれに応えて拍手していたのがラブリィでした。幹部さんが小刻みに手を振るポーズをとっていたシーンでは、笑いながら手を振り返してたし。

進行のかたの滑舌の悪さと日本語の間違いが気になりますが、明日の日本のバイオテクノロジーと農業経営を担う方々が、こういうことをされているのがもうなんというか...楽しいです。今度の箱根駅伝では予選を是非突破して本選に出て、農大応援団の威容を全国放送で知らしめてくださいませ。それから来年は絶対、大根をゲットするぞっ!!

あ、今年はチアリーダーがいなかったのでカメラじじぃが激減してました。

これと、富士登山駅伝・復路の『転がるように(実際にたすきを渡した後、三回転ぐらいして止まる走者多数)砂走りを命がけで駆け降りてくる走者』を見ると、『ああ、夏真っ盛り!!』としみじみ感じます(富士登山駅伝は、コース各所に『第○特科大隊』とか『○○教導隊』『第○普通科連隊』といった幟が林立していて、ほとんど自衛隊の運動会状態。山頂の判子押し宮司さんが、またアナクロで素敵。今年は大本命のひとつ、第一空挺団が今ひとつ伸びなかったのが残念。来年は頑張れ)。


某月某日
シカゴに出張に行った夫が、機内誌各種を持って帰ってきた。

国際線ともなると映画や音楽のプログラムだけで独立した機内誌があったりするのですが、そのなかで映画の解説ページにこんなのが。

アメリカン航空の機内映画サービス誌

『グッドアドバイス』の説明(英語) 『感じやすい関係相談』って?
"AAttractions" 2002年7月号 777版 P.56から

え〜っと、なぜ、こういう訳になったんでしょう?

他にも邦楽プログラムに『元ちとせ - ワダシミの木』とか、『奥打民生』なんてのもありました。

それにしても、機内誌をお土産に持って帰って来るなんて、初めて飛行機に乗ったおのぼりさんでもあるまいしぃ...と思うのだが、機内誌の中でもアメリカ系航空会社(今回は夫のお気に入りのアメリカン航空)の通販カタログ誌は読んでて面白いので結構好き。今回も『カエルのお家』というガーデニング用品があった。

カエルのお家
これ、大真面目な商品。ガーデニングの敵である虫を食べてくれるカエルを大切に飼おうということらしい。あと、『嘘発見器』とかもあったなぁ...

それから、『懐かしいでしょう』と夫が買って来たのがクラッカージャック。

袋入りになっていたクラッカージャック 開けるとこんな感じ
最近は袋入りになっちゃってたのかぁ。ワンコと少年がちょっとおちゃらけた表情になっているのもご時世か。でも、味は相変わらず脳天にガツンと来るような甘さ。

で、おまけ(サープライズ!!)はどうなってるかいなと見てみたら、シールが一枚。

せこいオマケ 野球のシールでした
う〜ん、また、一段とせこくなっているような...

夫が小学生の頃は近所の駄菓子屋で売っていたと言っていたので『田舎だから進駐軍の置き土産がまだ残ってたんじゃない?』と馬鹿にしていた(ピッツバーグに住んでいた頃に書いた『闘う食卓』のこれ参照)のだが、実は昔、カバヤから発売されていたそうだ。その頃のオマケは豆本などで、けっこう気合が入っていたらしい。

それから、『ブルースブラザーズ』という映画をご存知でしょうか? あれのラスト直前に何度か映る巨大な像がこれ、ピカソ作の『無題』(我が家では『使徒』と呼称しております)。

ピカソの『使徒』
『海の家』を始めた直後にシカゴへ行った時に買い損ねたコレの置物が欲しくて、今回の夫の出張にあたってリクエストしました。
『使徒』のキーホルダー
置き物は見つからなかったんですが、なんとキーホルダーがあったそうで。買ってきてもらいました。ちょっと、お気に入り。

某月某日
銀座まで『月のひつじ』を見に行く。

雑誌の紹介文が面白かったので行く気になったのだが、実際に観てみると、その紹介文と実物が微妙に乖離していて(試写を観ずに、プレスシートだけざっと読んで適当に書いたんじゃないのか、と思わせるとこ多数)ちょとむかついたが、映画自体は『プロジェクトX』系の男気映画で、月面着陸中継をリアルタイムで見ていた世代の人間にとっては、なるほど〜と頷ける内容で面白かったです。

しかし、『ライトスタッフ』ではアボリジニとの幻想的な交歓シーンとともに電波受信をしていたのが、ちょっと時代がたつとこんなにふうになっちゃうんだろうか?

ポスターが夢見る少年と羊たちというメルヘンな絵柄だったため、だまされて(多分)やって来たお嬢さま方や奥さま方が多数いた模様。う〜ん、銀座じゃなくて、新宿とか岩波ホール(は無くなったんでしたっけ)あたりで上映したほうがよかった気がするなぁ。

この少年、ポスターに大きく載っているけれど、主人公でも何でもなくて、ただのチョイ役。当時の日本にもよくいた耳年増少年(あの頃の日本では、少年マガジンの巻頭グラビアや学研の謎シリーズなどで知識武装した少年が、それこそ一山いくらで沢山いたのだ)で、登場人物中一番嫌な奴。え〜っと、どんな風に嫌なやつかというと、ホシノ少年とか『ガメラ対ジャイガー』などに出てくる少年を想像していただくと分かりやすいと思います。


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