日々是口実 2007年お正月編
(上の方が新しい出来事です)
某月某日
姪っ子が柔道やってて、おっちゃん(夫)必ず県大会とか応援に行くんですが、おばちゃんは時々付き合うのみ。そのたびに『○○ちゃん、柔道でよかった〜(試合会場は屋根つき、かつ、冷房つき)。もしテニスやソフトボールだったら、おばちゃん行かへんでぇ』と思う日本の夏。みなさまご無沙汰しておりました。またしても、季節はずれまくりですが、年末年始に夫の実家に帰省。
いつもは飛行機を降りると、さっさとタクシーorバスに乗り込むのだが(田舎の空港はそうしないとバスやタクシーが1時間後の次の便が来るまで無かったりする)、今回は次のバスまで少し時間があったので、ちょっと空港内を散策(するほど広くはないが)。すると、ターミナルの隅にこんなものが。
この前年くらいに民主党の菅さんが来たことでプチブームが起きていた様です。確かNHK教育テレビで『はじめてお遍路』なんていうのが放送されていたのもこの頃だったはず。で、こんなコーナーが。
私のイメージからするとお遍路さんって、1から88まで歩いて一気にまわらないといけない(逆周りは不可、栗山千明が生き返ってしまうがな。実は夫、栗山千明の写真集を何冊か持っている。今や、やばいんではないか?)と思ってたのですが、ちょっとづつまわってもOKなようです(最近はタクシーや原チャリでまわってもOKなようですし)。なので、八十八ケ所の途中にあるこの空港では、こんなものも販売してます。
『う〜ん、こういうセットって、どこで揃えるのかなぁ、多分、1番札所のお寺かその近辺のお店、それとも手作りかなぁ』と思ってたんですが、遂に空港でもゲットできるようになったようです。
ただし、数量はそんなに無い模様。おみやげ物屋さんで派手に売っているわけではないようです(ご祈祷とか必要なのか?)。
昔、見たドラマでは、お遍路さんにお茶を差し上げるのは、ごく普通のことだったようで、その伝統がここに。でも、どうせならポンジュースぐらい出してあげてもいいんじゃないでしょうか(と、言ってた次の年、ポンジュースが出る蛇口が期間限定で空港に設置されたそうです)。で、購入した(もしくは持ち込んだ)アイテムはここで着替えてOKなようです。
う〜ん、羽田空港からあの装束で乗り込んでいただいたほうが、第三者としては風情があっていいかもなぁ、と思うのはやっぱり間違ってるんでしょうか?これを作ったってことは、空港のトイレや、へたすると公衆の面前で着替える女子高生のようなお遍路さんが多発してたのか? このときはここで赤ちゃんがおむつ変えてもらってました。ドアは閉めましょ。ご両親。
こういう表示も。
うわ、この空港が改築されてから十ウン年来てたけどエステがあるの知らなかったよ。ていうか、お遍路さんだけ書体が違う...この年はこんな年でした。
今は多分、『坂の上の雲』の横断幕になってると思います。
市役所もこんな感じ。
小説に出てきた汽車をモデルに、こんな路面電車(正しくはディーゼル車)も走ってます。運転手さんも他の路面電車の運転手さんとは制服が違ってて詰襟マニアにはたまりません。道後温泉駅で扱っているグッズも一部、やなせたかし先生デザインで、かわいいです。やなせ先生、四国の電鉄会社に協力を惜しみません。えらい!!しか〜し、実は、松山市民および愛媛県人は、この小説が微妙に嫌いだったりするそうだ、まぁ、あれだけ悪くいわれちゃなぁ。本当は正岡子規先生をプッシュしたいんだが、いまいち派手さにかけるもので、観光資源になりきれず、内心忸怩たるものがある模様。長崎における『蝶々夫人(ふざけんなよピンカートン)』現象と似ているかも、いっそ、このトラウマを絆に姉妹都市になったらどうでしょうか? 長崎市と松山市。
この坊ちゃん列車を運行している会社は路面電車と郊外電車の二系統あります。でもってこんな光景が。
タモリ倶楽部でも紹介された『電車の通過を遮断機前で待つ電車』。今やこういう平面交差は日本でここだけなんだとか。路面電車も郊外電車と同じカラーリングだと面白さ倍増なんですが、このときは新型車両しか来なくてちょっと残念。夫はタモリ倶楽部で紹介されるまで、この風景は『全然違和感がなかった』そうです。
お城の大改修が完了したとのことで観にいく。
エレベーターはつけなかったのね。天守閣の最上階まで登れないおじいちゃん、おばあちゃんが続出してました。で、天守閣近くの茶店では・・・
異様なくらいのソフトクリームのラインナップの充実ぶり。それを実現しているのはどうも、一種類1サーバーではなく1サーバーで何種類も扱えるように、ソフトクリームの素がカセット式になっている製造機にあるようだ。
で、謎の『うみのバニラソフト』とは・・・
ご想像どおり塩スィーツのはしり(?)ともいえる、こんな味だそうです。う〜ん、海苔ソフトも試してみたい感じですね。でも、このときは実は『うみのバニラ』も売り切れてて(ちゃんと売り切れシール貼っといてくれよ)、『なんか当たり前すぎるよなぁ』と文句たれながら地酒ソフト食べました。焼き茄子フレーバーやスープカレーフレーバーのソフトクリームを食べている私には、恐いもんなんかないんだから。
でも、沖縄あたりで『ハブフレーバーソフト』とかあったら、う〜ん...いや、やっぱり食べるかも... 最近、夫や親兄弟から『メニューチャレンジャー』の称号頂いている身としては受けて立たねばなるまい。でも、あくまでも『フレーバー』ですからね、そのものずばりは嫌ですよ。
で、この茶店にはこんなお土産も。
最近、箱根(最近行ってないな湯元のお土産物街)では余り見かけないタオルがぁ。それも、タルトや坊ちゃん団子や母恵夢を抜いて1位らしいです(人気と売上は別ってこと?)。でも、なんで今治タオル? いや、タオル生産の全国シェア1位なのは知ってますが、こんな風に書くとそのうち、外国人観光客あたりが、ヌードタオルのことを『IMABARI TAORU』と呼び出すぞ。で、『IMABARI とは日本の映画で全裸の俳優が見えてはいけないところに貼るもんだろ? これも、見えてはいけないものを隠しているから IMABARI TAORU なんだろ?』とか言いだしたら愉快だなぁ。
で、いつも思うんですが、温泉土産のこういうのって、なんで浮世絵なんでしょうか? そのものずばりだとジョークにならんとでも思っているのか? 買うのが恥ずかしいのか?
それと、お湯につけてこうなる時点ですでに『で、どうしたいんだろう』と思うんですが、男湯で男同士で『うひゃひゃひゃ』ってやりたいんでしょうか、職場の給湯室に寄付して皆に悲鳴を上げさせたいんでしょうか。それとも日々つかいにして、風呂場でひとりにんまりしたいんでしょうか。直射日光の下、干してる最中どこかの時点で裸になったりしないんでしょうか。う〜ん、それを知りたくて皆買うのか? 科学的興味で。
ハワイ土産にはそのものすばりのボールペン、ライター、トランプもあったりしますが、子供の頃から『で、なにが嬉しいんだろ』と思ってました。洋服着てる状態がのほうが、よっぽど色っぽいのになぁ、と。
城を後にして下界へ。なぜか、この辺りの人はこれが好きなようです。雨が少ない地中海性気候がこうさせるのか。
スキー場でもないのにリフト。別府にもあります。いちいち、ケーブルカーを待つより行ったらすぐ乗れるのがよいのでしょうか? のんびりしているようで意外と短気もんが多い土地柄なのでこうなったのか? それとも、眺望を楽しみたくてこうしているのか謎。歩いて帰る途中、こんなものが。
うぉ、何の生き物だ、と思ったら鳥よけ。これでもか、というぐらいの。でも、ちょっと効果があがってないような。街外れで発見。
乾電池の自動販売機だったようですが。ずいぶん前から商品は補充されてない模様。で、何で通電されてるかとうと、どうやら玄関灯の代わりに使われているようです。おつとめ終了。空港のお土産物屋さんにこんなものが。
どっちがメインか判りませんが、食品コーナーに並んでいたので、この表記でOKなんでしょう。
だ、そうです。
ポスターにはこう書いてあるんですが、お土産物屋さんからしたらあくまでもDVDはおまけのようです。
買いました。
味は美味しかったです。ていうか、レトルトカレーって、店頭に並んだ時点ですでに二日目どころではないような....空港の売店で買ったものもうひとつ。ついにこれがキャラクター化。
なぜ、外周が黄色じゃないんだろうという不満はあるものの、かわいいので許す。
だそうです。キーホルダーも持ってる んですが、瀬戸物で出来ているので、ちょっと重いのが不満。でも、色落ちしないから瀬戸物でいいのかなぁ、とも思ってます。
余談ですが、不本意なお正月を実家ではないところで過ごしたお嫁さん(お婿さんでも可)や、正月出勤の方々のために、1月4日ぐらいからプチおせちや福袋なんかを売ってくれんかなぁ、と思う今日この頃。