日本の歩き方

クルマの運転


BY CAR

Driving a car in Tokyo can be a harrowing experience. For one thing, the maze of one-way streets are crowded and unbelievably narrow. Also, street signs are often only in Japanese, and driving is on the left side of the street (okay for you British). Parking spaces can be hard to find, and garages are expensive. Parking meters along the street cost \300 ($3) an hour, and parking garages \500 to \600 ($5 to $6) per hour. If you still want to drive, see "Rentals" below.

Rentals As I've stressed before, driving a car in Tokyo can make a roller-coaster ride at the local amusement park seem like tame stuff. If you're still not convinced, there are approximately a dozen major car-rental companies in Tokyo, with branch offices throughout the city and at the Narita airport, including (rest of this paragragh omitted).

Tokyo residents must have proof of off-street parking before they can buy a car, and yet finding a parking space is still a challenge in Tokyo. You'll pay about \500 ($5) an hour for the privilege of a metered parking space on the street, and more than \600 ($6) per hour in a parking garage. Because space is at a premium, parking garages are usually tall and narrow, with cars transported by elevatorlike devices, and some are completely automated. In many garages, drivers drive onto a platform that rotates because there isn't even enough room to turn around.

Driving Rules Remember, driving in Japan is on the left side of the street, and you'll need either an international or a Japanese driver's license. Signs for expressways and major streets are written in English. Because traffic is so horrendous, you should have plenty of time to read them along the way. .

Quoted from P.100, "Frommer's Japan 3rd Edition", Beth Reiber & Janie Spencer, Macmillan, USA, 1996.

自動車での移動

東京で自動車を運転するのはとても大変だ。道路は一方通行だらけで迷路のようだし、ひどく混雑している上に信じられないぐらい道幅が狭い。標識は日本語でしか書かれていないことが多い。しかも左側通行だ(あなたが英国人なら問題ない)。駐車スペースは見つけるのに苦労するし料金も高い。路上のパーキングメーターは1時間300円、駐車場は1時間500円から600円。それでもまだ運転したいのなら、下の「レンタカー」の項を見よ。

レンタカー 上で強調しておいたように、東京で自動車を運転すると、あなたの地元の遊園地のジェットコースターが可愛いものに見えるようになる。これだけ言ってもまだ信じない人は以下のレンタカー会社へどうぞ。

(中略)

都民はあらかじめ車庫証明を取得しなければ自動車を購入できないようになっているにもかかわらず、旅行者がレンタカーの駐車スペースを見つけるのはやはり大変だ。路上のパーキングエリアなら1時間500円、駐車場に入れると1時間600円以上も払うことになる。東京では土地がとても貴重だから、狭い敷地にビルを建ててそれを駐車場にしている。車はエレベータのような機械で運ばれていく。完全に自動化されていることもある。たいていの駐車場では車をまず円形の台の上にもって行き、それが水平に回転して車の向きを変えるようになっている。普通のやり方では方向転換すらできないぐらい狭いからだ。

交通法規 左側通行だということを忘れないように。運転するためには国際免許か日本の免許が必要。高速道路や幹線道路には英語の標識もある。渋滞がひどいから標識を読む時間はたっぷりあるだろう。

(訳:ピンキィ君の夫)

アメリカ東海岸の地方都市の道もかなりのものですけどね。『地平線まで続く真っ直ぐな道を、でかいアメ車ですっとばす』なんてのは、西海岸か、中西部の田舎でしかできません。

最近、日本各地で『アメリカ型郊外ショッピングモール』とか『アウトレットモール』とかがばんばん登場してますが、駐車場に関しては全然『アメリカ型』じゃないですね。ピッツバーグのそういったところの駐車場は何時間止めても、何も買わなくても無料。その上だだっ広い平地(東京ディズニーランドの駐車場を想像していただくと分かり易いかも)。うっかり車を置いた場所を忘れて(忘れない様に目印の番号を書いたポールが立っているが、ときどき番号も忘れる)怪しい東洋人二人組がウロウロしたこともありました。多階層式の駐車場なぞダウンタウンの中にしかありません。アメリカの中ではかなり運転技術が上だと思われるピッツバーグ市民(路上駐車だらけの道が多い上に、狭くて曲がりくねった坂道多し。『フラッシュダンス』や『スリーリバーズ』を観ていただければだいたいの雰囲気はわかるはずです)といえども、機械式パーキングなんか出来た日には2、3日のうちに完全に破壊してしまうでしょう。高速道路の、ちょっと難しい合流地点の縁石は必ずボロボロになっていたので。ピッツバーグの子供がトミカなんかの『パーキングタワー』なんか見たら『SFアニメに出てくる秘密基地か?』と思うかも。

ご存知の方も多いと思いますが、フロリダのディズニーワールドの駐車場では車で来たお客さんを拾う電気式バス電車(?)が駐車場内をぐるぐる回っていました。あの方式はちょっと広いアミューズメントパークではだいたいどこでも採用されているようで、あちこちで見かけましたが、ディズニーワールドの隣のユニバーサルスタジオでは採用されていなくて(アメリカでは珍しい多階層の駐車場だった)入り口までで歩くのはかなりきつかったです。駐車場で弱らせといて行列を短くしようという魂胆だったのか。

日本ではずっとペーパードライバーだった夫は、アメリカで初めて運転を覚えたので身体が左ハンドルに馴染みきってしまい、日本に帰ってきた今でもウィンカーを出そうとしてワイパーが動いたり、バックしようとすると右腕がシフトレバーを探して動くので、よく手を思い切りドアにぶつけては痛がったり焦ったりして、日本で左ハンドル車を買えるほど裕福ではない自分を呪っています。


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