ヒロシマ
[この項、全ての撮影と記述はピンキィ君の夫]
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米軍機、日本に強力核爆弾を投下 |
Quoted from P.1, "Arkansas Gazette", August 7, 1945, USA |
ヒロシマがどこにあったか |
クリントン大統領の出身地、アーカンソー州リトルロックで発行されている新聞、アーカンソー・ガゼット紙から。発行日は1945年8月7日、つまり広島に原爆が投下された翌日です。そうですか、"WHERE HIROSHIMA IS" じゃなくて "WAS" なんですか。
これはワシントンDCのスミソニアン航空宇宙博物館で見つけました。昨年さんざん物議をかもした、あの「エノラ・ゲイ展」に、原爆投下を伝える新聞がたくさん展示してある中の一つです。
実は、上のアーカンソー・ガゼット紙の報道は地味めでおとなしい方です。他の新聞はと言うと、こんな過激な見出しばかり。
「呆然自失のジャップども、原爆の広範な被害を認める」
「日本を殺す原爆」
「ジャップどもはもう長くない・アトランタの科学者談」
「原爆はニップへの新たな降伏勧告」
「米空軍、ジャップの秘密都市を粉砕」
ジャップ、ニップのオンパレードです。当時日本も「鬼畜米英」と公言してはいても、さすがに新聞の見出しに「アメ公」とは書きませんがね。
他の展示物も、一貫して「勇敢なるアメリカ軍人達は、重要かつ困難な任務に対していかに挑み、そして見事に成功させたか」を訴えるものばかりです。へー、そりゃ大変でしたねぇ。でも、こっちはもっと大変だったんですよ、知ってました?