日本の歩き方

納豆


Natto

Japanese get a big kick out of watching a gaijin sample natto, a fermented, bitter, sticky soybeen goop whose admirers claim leads to good health. The Truth is that most Japanese, except for Tokyoites, find natto repulsive. The story goes that a 19th-century Tokyo wholesaler forgot about a batch of beans in the dark recesses of his warehouse. When he found them later, they had partially fermented and formed a sticky substance. He then forced one of his hapless workers to eat them. The worker didn't die, although he wished that he had. The wholesaler pawned them off as health food and natto was born.

Quoted from p.116, "JAPAN HANDBOOK, Second Edition", J.D.Bisignani, MOON Publication Inc., USA, 1993.

納豆

「ガイジン」が納豆(醗酵してネバネバになった大豆)を試食するのを見ると、日本人はひどく驚く。納豆は健康に良いと信じている人もいるが、実は東京人以外の殆どの日本人は納豆を嫌っている。 19世紀の東京で、ある問屋の主人が、大豆を倉庫の片隅の薄暗い所に置き忘れた。あとになってそれを見つけたので開けてみたら、中身が醗酵してネバネバになっていた。 それを使用人の一人に無理矢理食べさせてみたところ、死ぬほど不味かったが、死にはしなかった。そこで主人はその大豆を健康食だと称して売り、不良在庫を解消したのだった。これが納豆の始まりだと言われている。

(訳:ピンキィ君の夫)

死ななかったからといって、そんなに不味いものを売るか? 普通、この問屋の信用はがた落ちだと思うが。それともこの頃、健康食ブームでもあったのだろうか? 無理矢理食べさせられた使用人は一体、主人のどういう不興をかったと言うのだろう? まさか、主人は使用人の苦しむ顔を見るのが好きだったとか?
余談ですが、四国生まれの夫は、納豆は、”悪魔の食べ物”だと言っております。 夫の実家の近所に、茨城生まれのお嫁さんがいらっしゃるのですが、その人の実家から送られてきた納豆を姑さんが「あっらー、この豆、腐っとるわ」と畑に埋めてしまったそうです。 生まれてこのかた納豆を見たことがなかったそうな。お嫁さん宛ての荷物を勝手に開けるなよ。


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