多賀神社
UWAJIMA SIGHTS
Taga Jinja Taga Jinja, a shrine dedicated to fertility, has collected erotica from all parts of Japan. It is a giggling, slight embarrassment to the local people, but everyone visits it just the same. The courtyard is filled with huge penises carved from trees and gigantic wooden vaginas complete with well-placed moss. Even the statue of a hooded Buddha becomes a phallus viewed from the right direction. The museum takes up three floors of a modern building. Admission is \600 and the museum is open daily 0800-1700. (one paragraph omitted) The why and wherefore of this painstaking collection are now only a matter of speculation. The shrine is visited by young married couples learning what there is to know and older couples praying for fertility. More often troupes of ribald older women, unhampered by decorum, roam the corridors laughing and pointing at the collection of malehood and remembering what used to be. The souvenir shop sells a variety of penises and vaginas that you can send to the folks back home, reserving an explanation until you return. Quoted from p.729, "JAPAN HANDBOOK, Second Edition", J.D.Bisignani, MOON Publication Inc., USA, 1993. |
宇和島の見どころ
多賀神社 子宝授かりの神社である多賀神社には、性に関するものが日本中から集められている。地元の人々にとっては、笑いものであり厄介ものでもあるのだが、それでも誰もが[一度は]ここを訪れる。境内は、巨大な木彫りの男性器や、これまた巨大で、しかも絶妙な位置に苔がむした女性器の木像であふれかえっている。頭巾を被った仏像は、角度によっては陽根に見える。近代的な建物の3フロアを占める博物館もある。入場料は600円。年中無休。8時から17時まで。 (中略) この手間暇のかかったコレクションの目的が、いったい何だったのかは推測するほかない。ここを訪れる人々の中には、勉強しに来た若夫婦や、子宝祈願の中年夫婦もいるが、野卑な中年女性グループの方がずっと多い。声をあげて笑いながら傍若無人に廊下を歩き回っては、展示してある「男性自身」を指差したり、いつものモノを思い出したりしている。売店では、性器をかたどったものをいろいろ売っている。家族に郵送してもいいだろう。説明するのは帰ってから、ということで。 (訳:ピンキィ君の夫) |
本当は恥ずかしいのを大笑いしながらごまかすというのも、おばさんの特色ではありますがね。そういえば、母がこのてのお土産を買ってきた時(おいおい)、私は「母も立派に枯れちゃったものだ」と、しみじみ思ったものです。「失楽園」カップルは多分こんなものは買わんだろうし、そもそもこんな場所には行かんだろうな(行ったら行ったで凄い。もはや胸ときめく相手ではなくて、家族同然の「身内」ってことだな)。
私が高校生の頃(遥か昔)、遠足で三保の人体博物館へ行ったときのこと、酔っぱらったおじさん達が「ねぇ、ねぇ、彼女たち、あっちに素敵な展示があるよぉ」と言うので行ってみたら、そこは「出産の神秘」コーナーでして、出産に関する展示にまじって、出産シーンのビデオがエンドレスで流れていました(お子様連れは迂回できるようになっている)。「ほー、こりゃ大変だぁ」とか言いながら、友人一同とまじまじと見ていたら、そのおじさん達はいつのまにか姿が見えなくなっていました。何を期待していたんだろう。そして、出口付近の「体力測定コーナー」で再びおじさん達と遭遇。酔っ払いなのに自転車を漕ぎながら「ねぇ、彼女たちぃ、一緒に汗かかなぃ?」と声をかけてきたところ、幹事らしきシラフのおじさんに引きずられて行きました。酔っ払いはちゃんと管理しとけよ、幹事。