和式トイレ
Toilets
Most toilets in Japan are the Asian squatting type. These are supposedly physiologically the best kind and are personally hygienic because no part of the body comes in contact with it. Whether the squatting position is as advantageous as purported is difficult to say; negative evidence is that about a third of the population develops hemorrhoids. Many Westerners find them uncomfortable and undignified, and anyone with difficulty squatting and rising will have problems. However, unless you continually travel first class, you will face the need to use one at some time. Face the raised part, and be careful not to let anything fall out of your pockets; some people completely remove their trousers to avoid such an occurrence. Quoted from p.132, "A Budget Travel Guide: JAPAN", Ian L. McQueen, Kodansha International, Japan, 1997. |
トイレ
日本のトイレの殆どは、しゃがんで使用するアジア式だ。このタイプのトイレは、人間の生理にたぶん最も叶ったものだろうし、身体のどの部分も便器に直接触れないので衛生的だ。しかし、しゃがんだ姿勢をとるのが良いことだとは言い難い。日本人の約三分の一が痔を患っているのがその証拠だ。しゃがむのは苦しくて格好悪いものだと感じる欧米人も多い。しゃがんだり立ち上がったりするのが困難な人は、大変つらい思いをすることになる。しかし、いつでもどこでも最高級という旅行をしない限り、いつかは和式トイレを使う必要に迫られるだろう。便器の盛り上がった部分を前にすること。それから、ポケットから物を落とさないように注意すること。そういう事態を避けるためにズボンを全部脱ぐ人もいる。 (訳:ピンキィ君の夫) |
そういえば「タモリ倶楽部」で、用を足す時に下半身を全部(下着含む)脱ぐ芸能人だけで組織を作ろうという企画がありましたね。確か松尾貴史(間違い。北野誠でした)は全裸で用を足すので入会を断られていました。まぁ、私も結婚当初、夫がズボンを脱いでからトイレに入って行くのを見て驚いた覚えがあります。パンツスタイルが定着するうちに、女性の中にもズボンを脱ぐ人が現れるんだろうな。個室内で着替えが出来るトイレも増えていることだし。
こちらの野球を観に行って気がついたんですが、こっちのキャッチャー(サンプル4人)の半分はいわゆる「うんこ座り」をしてなくて、両膝をついてるんですね。野球技術としてそうし た方が良いからなのか、それとも「うんこ座り」(あんまり繰り返したくない単語だな)が出来ないからなのかは判らないんですが、もし出来ないせいだとしたら、あれで和式トイレは辛かろうなと思います(膝が床についてしまう)。キャッチャーが後逸して点が入ってしまうことが多いのも、その辺りに問題があるんでしょうか?
余談ですが、先日シカゴで野茂の試合を観ました。チケット売り場の職員は、私たちが東洋人だと見るや、何も言わないうちから「ドジャーズ側の席だね」などと気を遣ってくださって。すぐ前に並んでいたおっちゃんなど、数十人分のサインがぎっしり書かれたクッションを見せてくれて「ほら、これがノモのサインだ」とわざわざ指差して教えてくれました。ところで私の2列前に座っていた日本人女性3人組。場内に「YMCA」が流れて、あなたたちの周りの人間が例の踊りを踊っていたのは、野茂を打ち込んで交代に追い込んだことに対するカブスファンの喜びの踊りなんだから、野茂を応援しに来たのなら、嬉しそうに一緒に踊ってはいけないと思うぞ。バッターボックスに入り、ヒットを打った野茂を生で観れたのは、ちょっとだけ自慢。
アメリカのトイレが怖くて、旅行中に膀胱炎になりそうになる人に、私のささいな経験からアドバイスするなら、
- 出かける前に行っておく
- ボクサーの様に絞っておく
- 安全そうなトイレ(基準と しては、おばさん及び子供連れが大勢入っていく所は、まぁ、安全。といっても一日中そこが安全というわけでは無いので、2、3組入って行ったのを確かめて、その後に続く)を見つけたら出なくても しておく
- 入り口が大勢の目(といっても、若造や怖そうな人達の目はだめ)にさらされている個室トイレへ行く
- 隣の扉が閉まっている個室には入らない(満員の場合はその限りでない)
- 入場料を取る施設内のトイレに行く
です。現在住んでいる街で、まぁ安全と言えるのは、
- 郊外型ショッピングモール内の、土日の昼間のトイレ
- 美術館・博物館のトイレ
- ファーストフードのトイレ(たいていの場合、洗面台を含む全体で一つの大きな個室になっているので、中をチェックしてから入る)
- 試合が始まる前の球場のトイレ
- 空港のセキュリティーチェックより内側のトイレ(誰も武器は持っていない筈)
などです。ともかく、せっぱ詰まって用を足すことが無いように、初めてのトイレは周りの様子を充分うかがってから入るといいと思います。あと、おばさんは一種の報知器みたいなもんですから、おばさんが大勢いるところはちょっと安心していいです。反面、おばさんがあまり居ないところでは注意深く行動することです。