結婚式
Weddings in Japan are very expensive, as they
are always sit-down banquets in a top hotel or restaurant. No simple, at-home
champagne and wedding cake reception for the Japanese. Everyone dresses
in Sunday best, the women in elegant black kimono with family crest. And,
as the guests depart, shopping bags loaded with gifts are presented to
everyone. The Japanese are great gift-givers and weddings are no exception.
October is the favored month for most weddings, because one can be assured
of good weather and the chrysanthemums (national flower) are at their best.
The young couple then set out to honeymoon, probably on the husband's new bonus (married men get a raise in salary). Kyushu is a popular domestic spot, but Guam and Hawaii are more exciting because they are the closest U.S. soil. The young couple return loaded down with presents for the family, bought with wedding-gift money. Divorce is shameful in Japan, but there is no stigma against an older man keeping a young mistress (the literature is full of such themes) or of going on sex tours of Taiwan or Thailand with his colleagues. . Quoted from p.139, "Fielding's Far East 1996/97", Robert Young Pelton & Wink Dulles, Fielding Worldwide, Inc., USA, 1995. |
日本では結婚式にお金がかかる。 ウェディングケーキとシャンパンだけの手作りパーティーですませたりせず、
必ず一流のホテルやレストランで着席パーティーを開くからだ。 列席者はドレスアップし、女性は家紋入りの留袖を着る。お開きになると、全員に
お土産が詰まったショッピングバッグが手渡される。
日本人の贈り物好きは、結婚式でも例外ではない。 10月は天気が良く、菊(国花)の盛りなので結婚式に最適だとされている。
結婚式が終わると、新郎新婦はハネムーンに出発する。 おそらくは新郎のボーナスを費用にあてて(結婚すると男性は昇給する)。 国内では九州がポピュラーだが、グアムとハワイは一番近いアメリカなので、もっと人気が高い。 二人は、貰った御祝儀で家族へのお土産を山ほど買って帰ってくる。 離婚は不名誉なこととされているが、一方、妾を囲ったり(これを題材にした文学は多い)、 連れ立って台湾やタイに買春ツアーに出かけたりするのは恥ずかしいことだと思われていない。 (訳:ピンキィ君の夫) |
別に菊のシーズンだからじゃなくて、「留袖を着ても暑くない」シーズンだからだと思います。 ジューンブライドでキメたかった友人の挙式日変更の理由は、お母様の「私は何を着れば良いの!」の一言だったそうです。 着物道楽の人ならともかく、ジューンブライドに招待されるのは女性にとって迷惑この上ない話です。 服は一回着たらクリーニングに出さなきゃならないし。 自分たちの新婚旅行の為に(有給休暇は挙式準備で使い果たし)大型連休初日に式を挙げる奴も、呼ばれる方は切符は取れないわ、自分は旅行に行けないわで大迷惑です。 最近はジミ婚ばやりとかで、真似をする若人も多いと聞きますが、女性に関しては、やっぱりあの衣装を着たほうがいいと思います。 私の知り合いに、あとになって後悔して、40歳過ぎてから花嫁衣装を着て写真を撮って満足している人がいますが、なんか鬼気迫るもんがあって怖いです(まぁ、本人が満足してればいいんですがね)。 写真だけでも記念に撮っとくといいですよ。 私なんか未だに七五三の帯とか髪飾りとか見ると「くそー、いいなぁ」と思いますもの。 (残念ながら一般人の女性には、ある特定の衣装が似合う”旬”があるんですね)
さて、引き出物ですが、最近は「重いのが嫌だろうから」とカタログを渡されたりしますけど、私はなかなか決められなくて(欲しいと思うものがとくに無いことが多い)迷っているうちに注文期限を過ぎちゃったりします。 一方的に渡されちゃう方が、まだ諦めがつくのに(って、おい)。 あと、カタログだと「持って帰った荷物を開ける喜び」が無いのもつまらないですね。 折詰食べながら今日のお嫁さんの品評会とか、よっぱらった来客の悪口とかするの楽しかったな。
夫の妹の結婚式(実家のある四国で挙式)に出たことがありますが、双方合わせて300名(私達が夫の田舎で披露宴をした時は150名で「上品な披露宴」と言われた)、会場は市営体育館の「アリーナ」で、新郎新婦は舞台の上。 料理は順に運ばれてくるのではなく、披露宴開始前からテーブルが見えないぐらいぎっしりと並ベてありました。 姑が「生モノから先に食べなさい」とアドバイスしてくれたのですが意味はわからず。 定番・鯛の塩焼きの折詰もあり、「わー、三段重ねだあ」と感動して、はしたないと思いながらも新郎新婦入場前に折詰の各段の中身をチェックしてみたら、上は鯛、真ん中にはお赤飯、なのに一番下は空っぽ。 披露宴は最初こそ静かに進んでいたものの、30分も経つと列席者達は勝手に盛り上がってしまい、ミュンヘンのビアホールもかくやと思うほどの騒がしさ(私の時は花嫁退場の時も着席する様子も無く、なんと私のドレスの裾を踏みつけてビール片手に移動していくおやじまでいた)。 ステージでは和太鼓あり、舞踊あり、カラオケありと、盛りだくさんの出し物が続くのに誰も聴いちゃいない。 で、花嫁4度目の御色直しの時、周りの人達が「それっ」とばかりに、食べきれなかった料理を各人で例の空の折箱に詰め始めたのです。 いやあ、びっくりしたのなんの。 アドバイスはそういう意味だったのかと納得。 万歳三唱で披露宴が終了したのは開始から4時間半後。 あれは披露宴っていうより、もはや一種の地域イベントだったな。
関係ないんですが、このガイドブックは名前(Far East)の通り、日本の他に台湾、中国、香港、韓国、マカオ、そしてなんと北朝鮮までカバーしています。 ピョンヤンの市街図さえ載っているのにはびっくり。その地図の中に、Korean People's Army Circus という名前の建物があるんですが、本文には何も書かれていないので気になります。 文字どおり「朝鮮人民軍サーカス」なんでしょうか?