紐育外電バックナンバー
(2002年1月〜4月)

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長野のは使うのがもったいなかった
朝日新聞朝刊(東京本社版) 2002/02/19 13版 19面から
オリンピックモノのコレクターの中には、これのコレクターもいるとみた。

体育会系って、集まるとすぐそうなっちゃうんでしょうか? 『お祭り気分も手伝って』ってことなんでしょうか? まぁ、配布が始まるきっかけの事件がなんかあったんだろうなぁ。その先駆者は誰なんでしょう?

そういえば、あちこちでいわれているんですが、オカモトが出した『ゴルゴ13』、オカモト側のゴルゴに関する見解と、世間の見解が反対なのが愉快ですね。オカモト側は『失敗が許されないから』ゴルゴにしたのに、世間は『100発100中、間違いなくヒットするから』やばいんじゃないか、といっているのがなんとも...



オートロックには注意
朝日新聞朝刊(東京本社版) 2002/02/16 13版 19面から
いや、よくある話なんですけど。でも、こういう人って『眠っている間に火事があったらどうしよう』とか考えないんでしょうか? まぁ、シーツを巻けばいいやとか考えてるんでしょうけど、でもねぇ。それで逃げ遅れたらとか思わないんでしょうか。

以前勤めていた会社にいたパートさんは、娘さんに『お母さんは眉がない(本人曰く、若い頃に細眉がはやり、眉を抜いて描きつづけた結果、眉がなくなってしまったそうだ)と誰かわからないから、どんなことがあっても眉墨だけは持って逃げなよ』と言われていたそうだ。

他にも『マスカラがないと別人』、『ドライヤーとブローブラシがないと別人』、『20万の補正下着がないと別体型』などのサイボーグ同僚がたくさん居たなぁ。

で、そんな話をしていたら『おれはこれ』と頭を指差していったおじさんもいたなぁ。職場ではカミングアウト(っていうか急にふさふさになったんでバレバレだったそうだ。そして、そのはなしは先輩から後輩へと語り継がれていくのであった)してたんですけど、かつら後に引っ越したので近所の人は知らないらしい... わたしも最近、パジャマ選びの基準は『このままでゴミ捨てに行ける』になってたりします。



ダフ屋と互角の勝負
朝日新聞朝刊(東京本社版) 2002/02/26 13版 17面から
山中さん、ソルトレークに行ってるみたいだけど、なんか記事が少ないなぁ。と思っていたらこういう理由だったのですね。

天下の大朝日、記者一人のチケット手配の面倒も見られないのか? それとも、社内のセクショナリズムのなせるわざか?

『スポーツ記事を書けるのは”社内スポーツ記事作成技能検定”2級以上の者に限る。オリンピック取材時の記者証配布は準1級以上所持者より。それ以外の者には記者証は支給しないので、自力でチケットを手配して一般席で取材すること』などという規則でもあるのかも。

それとも、記者証を持っていたら『大本営発表』以外の記事を書いてはいけないことになっていて、それは山中さんには受け容れがたかったとか?

とりあえず山中さん、どうも独身のようです。だって、こんな格好を見せたくないのが、奥さんでもお子さんでもなく親御さんなのですから(違っていたらゴメンナサイ)。



ゆうえっせっ!ゆうえっせっ!
朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/02/25 3版 1面から
しかし本当に盛り上がりませんでしたね。今回の冬のオリンピック。

長野の時はアメリカにいたもので『前回に比べると』の前回が実はよく判らないのですが。伊藤みどりの聖火点火で『うわっ、こりゃなに?』と驚いたっきり見なかったんですよね(コマーシャルに入るたびにアイキャッチで善光寺が映るし...)。それに、ケーブルテレビに加入してなかったもので、まともに見えるチャンネルが少なくて、ちゃんと見えるチャンネルではアメリカ人が好きなアイスホッケーとかフィギュアスケートぐらいしか放送してなかったしなぁ。

今回はテレビも盛り上がらなかったなぁ。どうせ、ワイドショーの延長程度に考えてるんだったら、TBSなんか和泉息子なんか使わずに、母を使って競技が始まる前に一言『ハッキリ申し上げて不安はございます』と言ってスタートしていただき、成績が悪いと『メダリストになるにはすべて、白紙から覚えてもらうしかございません』。で、好成績が残せなかった選手のインタビューの後には『10年間はモノを言わないで…』とか言っていただくと別の意味で盛り上がったかも。脅えキャラの安住アナとのコンビでもう、視聴率も絶好調だったと思う(取りあえずわたしは『恐いもの見たさ』で見る)んだけどなぁ。背景にはソルトレイクの雪景色なんかじゃなくて、安住アナを脅かすようにそそり立つ和泉姉二人を配置するのも欠かせませんね。

日テレの二人は、よく日曜の昼下がりにやっている『ハワイ爆笑旅 ○○と××がショッピングで大暴走、そのとき△△は海辺で大ボケ』なんていう番組を見ているみたいだったなぁ。フジのかたは、私の母と妹が大ファンなのでコメントは避けます。いや、マジで恐いんで...

それ以上になんかうっとおしかったのが『U・S・A!!U・S・A(あ〜んど その仲間の国)!!』の大合唱。もう、開会式に例の旗が出てきた時点で『うやぁ〜、やっちゃったよ(それとこれは別だろっ!)』と思ったもんです。

それに、ロサンゼルス五輪から始まった(んですよね)開会式のあの『うちの国の文化的背景を踊りで表現してみました〜(過去にあったいろいろな問題は反省してま〜す。まだ、完全に解決してないのは事実だけど今はそれは置いといてねっ♪のオマケ付き)』的マスゲームはいい加減見ててイライラするので(わたしは選手団のユニホームを見るのが好きなのだ)そろそろやめて欲しい。あんなのただの自己満足にしか見えないんですけど(ロス五輪の個人用ロケットで飛ぶおっさんは好きでしたけど)。

北朝鮮嫌いの癖に北朝鮮と同じようなマスゲームやって喜んでるなよ、とか思ったりします(北朝鮮のは、あれはあれで『やってる人、命がけなんだろうなぁ』と見ていて感慨深いものはありますが)。

もう、あんなことするんだったら、いっそ正式に『欧米スポーツ大会』にしちゃえばいいのに。でも、そうすると欧米以外の国で世界記録が出ても『それは公式記録ではない』とか言い出しそうだなぁ。もうこうなったら後はギネスブックが頼りか?(一時期、ドーピングで世界記録を取り消された後も、ベン・ジョンソンがギネスブックに『100メートルを世界で一番早く走った男』として掲載されていたのは有名な話。『なにはともあれ、生身ひとつで世界一速く走ったことにはかわりない』というのが理由らしい)。


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