紐育外電

『朝日新聞のオアシス』ニューヨーク支局・山中季広特派員は、この6月に帰国なさったとの情報をいただきました。次の獲物を探すか、山中記者に操を立てるかは、ただいま考え中。

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朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/27 3版 18面から
ワールドカップのおかげで、またいろいろと『ゆかいなニッポン』がひろまってしまったような気がしますね。とりあえず、猫耳で巨乳でメイド服を着た娘は、芸者ガールと同じで、日本中のどこにでもうろうろしているわけではありませんので、そこんとこよろしく。

そういえば『日本に上陸したサポーター達』という週刊誌のグラビアによく登場していたセーラー服に金髪カツラをかぶっていたガイジンおっさん二人組(↓)。キャンディミルキーさんのグラビアかなんか見て(キャンディミルキィさんはセーラー服は着んがな)誤解したのか、それとも確信犯だったのか。あのでかいサイズのセーラー服は日本でしか売ってないと思うので、上陸してすぐアレをゲットしたんだろうな。


左:週刊新潮、右:週刊文春 ともに2002/06/20号グラビアから



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/25 3版 14面から
と、上のおっさん達の行動への回答の一片がここに。いや、セーラームーン見た男性が全員女装に走るわけは...ない...と思います。いや、自信はないけど。

今、日本では幼児期にセーラームーンを見て育った世代が思春期になってますけど、影響といえば、下着見えそうなぐらいスカートが異様に短いのと、髪の毛をいろんな色に染めるぐらいしか出てないようです。あっ、そういえば写真撮る時のきめポーズにも影響がでてるかも。女装の方も眉整えてる程度だし。そういえばワールドカップにタキシード仮面が出てたような... 結構、影響与えてるのか?

それにしても、フランスって同性愛の本場じゃないの〜? 性に奔放な国じゃないの〜? 激しい誤解? 実はアメリカ人も同じような誤解をしているのだ。だから、いやらしいものにはすべて頭に『フランスの』とつけやがるのだ。『えっちぃメイド=フレンチメイド』とか『濃厚なキス=フレンチキス』とか。そのうち『性に奔放な高校生=ジャパニーズハイスクールガール』とか言い出しやがるに違いない。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/24 3版 14面から
そういえば、渡米前にベルリッツへ英会話を習いに行った時、ご両親が日本人の日系カナダ人の先生がついてくださったんですが、その先生に初めてお会いした時に土田世紀の短編を思い出しました(確か、日本に来た英語教師の資格をもっている日系2世か3世の日本人顔の主人公より、そこらへんのチンピラ金髪白人兄ちゃんの方が英会話教室に採用されやすくて、主人公が自分のアイデンティに苦しむと言う話)。

あれ読んでたおかげで、先生に会ったときにがっかりするより、興味が湧いた駄目な私...先生も『名前が日本人ぽいもんだから、銀行で”漢字かけないんです”というと変な顔されて困る』と嘆いてたなぁ...(日系人でも女性はメイクがアメリカナイズされるためか、意外とすんなり”外国人”として扱ってもらえるらしい)。でも、その先生はそんなに自分のアイデンティに苦しんでるふうでもなかったんですが(あっけらかんと合コンに行くって楽しそうにしてたし)。

だいたいどこで『西洋人がかっこいい』ってなったんでしょうね。確か、江戸時代の絵画までは西洋人はかっこいいことになってないんだけどなぁ(動物図鑑の絵と同じような扱い)。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/22 3版 14面から
ビールのコマーシャルを見る限り曙もウィンク下手みたいですよ。まぁ、あの人はポリネシアンっぽいから、モンゴロイドに近いっていや近いんですが。

それに国際化の波に洗われている筈の若者の方が無表情ですけどね。『おっかし〜い』とかいいながら目が笑ってないものなぁ。無表情で怒鳴りあってたりして(無表情、あるいは笑いながら喧嘩を売るのって、『かっこよくキレテる自分』を表現するために必要な記号だと思っているフシもあり)、『今の怒鳴り声は誰?』と探すこともしばしば(危険な場所から逃げるにあたって、声の発生源から逃げるのは基本中の基本なもので)。

まぁ、ここで外国の方々がおっしゃっているのは『外面』のことなんでしょう。でも、様々な思惑が交錯する世界経済の場で勝ち抜いていくには、実はこの『乏しい表情=ポーカーフェィス』が最大の武器のような気がするんですよ。どうせ、半周以上遅れなんだから、なにもそこまでアメリカさんに合わせなくても、もう無表情を武器に乗り込んで行きましょうよ世界に。そして身内には表情豊かな顔を見せてればいいんですよ。そこまでアメリカさんにいい顔することないです。だって、アメリカさんだって日本人ににっこり微笑んでくれることなんてほとんどないんですから。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/21 3版 18面から
実はわたくし『日本一受験期間が長い』といわれた神奈川方式(当時)の洗礼を受けてきたんですけど、この程度。何かあるたびに夫に『これは中学程度の知識だ』と言われる始末。

いや、ア・テストって過去5年間の出題例勉強しとけば、そこそこ点が取れちゃうんですよ。実はア・テストの家庭科で満点取った過去あり。昔勤めていた会社のおじさんなんて、娘さんがア・テストを受けるって、すごく心配してたんで、同僚と一緒に『私たち神奈川方式潜り抜けてきましたけど、こんな感じですよ』と言ったら、すげー、嫌そうな顔してたなぁ。失礼な奴。

でも、お嬢ちゃんたち(あんどお兄ちゃんたち)、『世界に出て行こう』と思うなら『勉強好きくないしぃ〜』とか言ってないで勉強しといたほうがいいっすよ。『自由と平等とチャンスの国』とか言われている北米某国も、よっぽどの天才的ひらめきがない限り、学歴や教養がないと相手にしてもらえませんから。まじに『勉強しなきゃ』と思った時には脳が受けつけなくなってるんで、若いうちに訓練しといたほうがいいですよ〜、でも、それに気づくのって、だいたい、学校卒業しちゃったあとなんだよなぁ。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/20 3版 22面から
バーモントカレーは30代後半の日本人のDNAに組み込まれた味になってますよね(50代以上のかたには『うどんこカレー』のDNAが)。

私も小さい頃は州名だとは思わず、『アーモンドに蜂蜜がかかったもの』と誤解してました。で、『コマーシャルで、なんでアーモンドじゃなくてリンゴに蜂蜜かけてんだろ』と不思議に思っていたんですよ。『ああっ、カレールーに蜂蜜とりんごがはいってるんだぁ』と気が付いたのは本当、つい10年程前。パッケージの写真の意味も理解してなかったし、西城秀樹のコマーシャルソングも、まともに聴いちゃいなかったんですね。

そういえば、森永チョコレートの『ダース』が発売された頃、箱に『カレーに入れるとコクがでる』とか書いてあって、3時のおやつの際にそれを発見した職場の女性同僚たちの間で大きな話題になったことがありました。どなたかお試しになった方ご感想をお聞かせください(森永のかたでも可)。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/18 3版 14面から
本当にカラオケ普及の以前と以後で変わりましたね、会社の二次会。

普及前の2次会といえばスナックで、先輩女子社員は新人女子社員をいけにえにして、とっとと帰っていたもんですが、カラオケボックスが明るく綺麗になるにしたがって、よっぽど嫌な奴がいない限り、カラオケボックスだったら終電間際まで付き合う人が増えたもんです。

最初の頃は、おごっていただくお礼にオジさんとデュエットとかしてたんですが、やがて、主賓(おごってくれる上司)が一曲歌ったら、後はマイクの奪い合い。そして、ついに上司は『まぁ、みなさん自由解散で』とかいって一次会が終わると取り巻きのおじさん達とスナックへ行くようになって、女性と若者は割り勘でカラオケボックスへ行くようになっちゃってました。

そのカラオケボックス普及期には、職場の不倫続発でえらい騒ぎだった時期もありましたっけ。やっぱり、『スナックに誘われる』のと『カラオケに誘われる』のでは、なんとなくハードルの高さが違ったんでしょうね(新人の頃、おじさん達にスナックに誘われて、いやいやついていったら『おまえもここのマスター見習って、もっと気配りができるようになれ』とずーっと、ひとりのおやじに説教された覚えあり。よりによってママじゃなくてマスターですぜ。おめー、ホモかよ、と思っちゃいましたよ)。

自宅に遅くなるって電話を入れる際にも『カラオケボックス』と『スナック』じゃ言いにくさが全然違っていたしなぁ(最近の子にはぜんぜんそういう『ハードル』が無いようですが)。

ともかくカラオケボックス以降、夜遊び人口は格段に増えましたね。同時に、新人歓迎会で歌がど下手な新人という風物詩も絶滅しましたね。みんな上手い。特にバブル期以降入社の新人で、歌が下手な子っていなかったなぁ。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/16 3版 18面から
今は人件費にシビアな会社ほどお茶汲み、コピー取り専門みたいな女性社員はいないらしいです。

今も勤めている友人に聞いても、『お茶!! コピー!! ワープロ!!』といって机にふんぞり返っていていた人(こういう人の場合、押し付けてくる書類の半分以上は、ゴルフや飲み会のお知らせだったりする)が、『不急不要な用件で他人の労働時間を削る』ということで、肩叩きされた例があったとか。

でも、同じ友人によれば、減ったとはいえ、まだまだ『来客にお茶を出すのは女性』だそうです。理由を上司(男)に尋ねたところ、『だって、女性に入れてもらったほうが、おいしいじゃん』と言われたそうです。でも、彼女に言わせると『毎日のように来てはお茶を飲んでいく○○さんは、絶対部長狙いのホモだから、あたしがお茶入れても絶対嬉しいわけがない。△△さんはロリコンだから、大人の私が入れたお茶なんか恐くて飲めないようだ。いつも残してある』なんだそうです。それでもあなたは『女性社員がいれたお茶』にこだわりますか?

そういえば、仕事始めの日。私の勤めていた会社は大きい電機製品を作っているところなので大型トラックに幟を立てて初荷送りをするんですね。で、ソフトウェアを作っている事業所の知り合いに、やっぱり初荷送りなんてするのか聞いてみたら、やっぱりするっていうんですよ。10トントラックで。昔だったら、ハードディスクとか磁気テープなんか積んでたかもしれませんが、今は一体なにが積んであるのか、10何年も毎年見送りつづけているのに、いまだに『謎』なんだそうです。まぁ、わたしが勤めていたところも、仕事始めの日に納入なんてお客さんはまず居ないので、正門から出て行ったトラックはすぐ裏門から戻ってきてましたが。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/15 3版 14面から
十年ほど前、勤め先にウォッシュレットが導入されまして、その頃はトイレの個室の床やドアがよく水浸しになってましたね。自分のおしりに当てる前に、果たしてどれぐらいの威力があるもんか調べてみたかったんですね、みんな。でも、いくら洗浄機能がついているとはいえ、デパートのトイレなどに設置されているウォシュレットのように他の人が使っているかもしれないものって使う気になれないんですけど、皆さん平気なんでしょうか?

そういえば、ウオッシュレット普及初期は、よく会社で『痔主』のおじさんに『あれはいいよぉ〜、もうやみつき!』と薦められたものです(いや、薦められても...)。いや、勤める前までは痔というのは特殊なおじさんがかかる病気だと思っていたのですが、結構患者さんがいてびっくりしました、『痔主』。でもって近所にある病院が痔の手術で有名なところだったもので、『○○さん、入院なんだって』、『えっ、具合悪そうじゃなかったのに...お見舞い行く?』、『××病院だよ』、『あ...やっぱ、よしとく?』なんて会話がよく交わされていたものです。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/13 3版 18面から
乃木希典の読み方を知っている人さえ少ない今日この頃。『恥』なんてもう死語ですね。

乃木さんの場合、直接の理由は『恥』じゃなくて、『恥』で死のうとした自分を止めてくださった方への『忠義』だったんですよね。それに、一緒に死んでほしかった奥さんに『私は死にたくありません』って、一回断わられちゃうところがなんていうか...奥さん偉い!! 明治女の鏡。『昔の女は従順だったんだ!! どんな無茶を言われてもおとなしくついてきたもんだ』とか言っている『ほんとに当時の明治女知ってるんかぁ〜』と言ってやりたくやるようなおじさんに是非聞かせてあげたいエピソードですね。でも、結局死んじゃうんだよなぁ〜、奥さん。やっぱりそこが『明治』だったのかなぁ... 取り合えず『いつまでも夫唱婦随』を目指すカップルは乃木神社へGOだ。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/11 3版 14面から
専業主婦をやっていると、よく『ワイドショー見放題でしょう』とか言われるんですが、実はワイドショー嫌いなんで起きてから夕方五時までテレビついてません。大事件があってもパソコンの電源つけるか夕方五時になるかするまで、知らないこと多し。

いや、芸能ニュースは大好きなんですが、プールから上がってすぐ100メートル走ったばかりのような息づかいで『被害者のAさんは、ちょうど、ここ、ここの路上で云々かんぬん...』とか話すのを聞くのがいやなもので(聞いてるだけで息苦しくなる)、見ないんです。

あと、心にない『おめでとうございま〜す』とか聞くと、独身の頃は『男がいるかどうか』、結婚したらしたで『妊娠したかどうか』をよく、こういう声音のおば様たちに探られたお勤め時代を思い出して、もうむかつくもので。某高貴なかたがやられた『ヒールの低い靴を履きだした』、『ゆったりした服を着てきた』、『腹が出てきた』、『休みをよく取る』なんか何回やられたことかぁ!! ただのデブで、疲れやすいだけなんだよ、見逃してくれよ!!私に子供出来たことで、あんた達の仕事には全然影響ないんだからさ!!



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/09 3版 14面から
はい、こんなのもありました。

う〜ん、『日本語が書いてあるのが優秀な車の証明』というのがなんともいえませんね。中国の掛け軸の落款かぁ?(中国旅行に行ったとき、『いい掛け軸かどうかは落款の数と、それを押した人のランクで決まる』と教えられた。多分古美術の世界なんてその落款さえ偽造しちゃうんだろうけど)

まぁ、こちらも、なぜアフガン紛争が起きてるのか知らない人がほとんどだし、若者の中には『第2次大戦で、日本はアメリカと組んで、ナチスドイツ・ソ連と戦った』と信じている連中も多いらしいですよ(いや、今の日本を見る限り、そっちの方が説得力ある気もしますが)。アフガンの人を責める前に、そこんとこなんとかしなきゃ山中様。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/07 3版 18面から
日本では子供を授かる時に○○するとその子は幸せになる、というのはあんまり聞いたことないですね(『お酒の勢いで授かると馬鹿になる』なんてのとか、『男女産み分け』とかはありますが、それは生まれてくる本人の幸せとは違うしなぁ)。

ほとんどは授かって以降の母親の心がけ、っていうのが多いです、『トイレ掃除すると綺麗な子が生まれる』とか『大勢におなかをさすってもらうと幸せになる』とか。そこまで母親の責任にしたいのか? 遺伝子の半分と妊娠中の周辺環境の責任の大半は夫および、その周辺のかたがたのものなのに、なんか理不尽。

まぁ、しかし、この都市伝説は、保養地といえばカリブ海やハワイ、カンクンビーチだったりする北の方のかたがたとっては当然かもしれない『なぜ、ホットでのんびり過ごすべきハネムーナーがこんなところへ?』という疑問から発生しているのでは? どうして、こんな過酷な地へ来るのか? もう、これは信仰上の理由としか考えられない、という結論に達してしまったのでは? まぁ、日本の旅行っていうのは、まだまだ『のんびりしに行く』より、『見聞を広め、ちょっと他人と違った自分になってくるもの(ならないけどな)』なんで、まぁ、こういうすれ違いはまだまだ続くと思われます(っていうか、多分永遠に終わらない。わたしも、オーロラ見てみたいもの。でも、東京あたり発生する”異常気象”なオーロラは見たくないけど)。でもオーロラをありがたがらなくなって日本人観光客が来なくなったら来なくなったで困るんじゃないのか。



朝日新聞朝刊(東京本社版) 2002/05/12 13版 35面から
フィンランドではそうかもしれませんが、私の身近な例でいわせていただければ、出生時の体重が男の子より軽かった女の子は皆無でした、っていうか女の子を産む時、女性は無頓着になるんでないか、と思うほど体重管理に無頓着になる人多し(あくまでも、私周辺。第一子、二子関係なし)、で、子供も3000オーバー続出。

というより、男の子のお母さんの寿命が縮むのは幼児期においてはそのダッシュ力。女の子は興味の対象をじっと観察してから動き出すけど、男の子はいきなり走り出すもんなぁ。走行中の新幹線や消防車に飛びつかんばかりに走っていく男の子を何人見たことか。

そして、長じては『嫁姑バトル』。ちゃんと育てたつもりの息子がしょうもない(としか見えない)女を連れてくる。これがなぜか娘がしょうもない男を連れてくるより消耗が激しい。娘がスカつかんだ場合は『銃後の母』として後方支援に立つ人が多いのに、いざ息子がスカつかんだ場合は前線に出てきて白兵戦に及ぶ母が多いらしい(いまのところ、うちは違うんで助かってますけど)。

で、小姑、親戚などの増援部隊も繰り出してきて、あくまでも勝利しようとするらしいです。で、これがベトナム戦争と同じで嫁もゲリラ戦を繰り広げ、思わぬところから敵が出没(孫)。味方の裏切り(息子)など、もうなにがなにやらわからなくなって消耗戦の連続。

これじゃ寿命が縮むってもんでしょう。まぁ、フィンランドにはもう『嫁姑』なんてものがなくなっていたりすると分からないかもしれませんが。しかしなぁ、『出生時の子供の体重が重いせいで、出産時の母の死亡が多く、男の子を産んだ母親の平均寿命が短くなった』っていうのだったら解るんですけど、ただ『寿命が縮んだ』じゃ、こういう誤解しちゃいますよ。ねぇ。



朝日新聞夕刊(東京本社版) 2002/05/08 3版 18面から
なんで、鳥と人間比べるかなぁ。

ということはさておいて、これってアメリカコガラの話であって、アメリカ人だったら納得するのかもしれませんが、日本人を納得させるためにはやっぱり『おしどり』あたりを持ってきていただかないと駄目ですよねぇ。じゃあ、離婚率が上昇している日本って『そこそこの男』がいないってことなのかぁ。『過剰な期待』って、どの程度だったら過剰じゃないんでしょうか? 人によって『怒鳴るけど殴らない』でOKな人もいるし、『1千万稼いでこない』でアウトの人もいるし。この鳥だって単に『鳴声の好みにうるさいメス(さえない歌声が好き。俺駄目系フォーク好き?)とうるさくないメス(気が付けばCD棚はミリオンセラーの歴史博物館)』かもしれないのに、なんで、そこで『そこそこの夫...』と結論付けちゃうかなぁ。アメリカコガラも迷惑してるって。



朝日新聞朝刊(東京本社版) 2002/05/31 13版 8面から
これ見て日本のお偉い政治家様がヘンなこと考えつかなきゃ良いんですけどね。戒厳令とか敷くなよ。

それに、日本の場合は家庭内暴力が増える可能性も... 日本人(特に男性)っていうのは、昔から夜、家族とともに自宅で静かに過ごすという習性がないんですから(家が小さいせいなのか?)。多分、レンタルビデオ屋が大繁盛するとか、プラモがすごく売れるとか、ユザワヤが大盛況になるとかぐらいでは...

だれか例のお葬式の十ヶ月後の出生率の統計を取った人はいないんでしょうか? もし、出生率が跳ね上がっていたら、日本人とアメリカ人のメンタリティは同じだと思えるんですけど。それに、結婚も増えるけど離婚も増えるらしいです、こういうときには。そのあたりはどうだったんでしょうか?


バックナンバー

2002年1月〜4月 ソルトレーク五輪 他
2001年10月〜12月 アメリカ人の見分け方 他
2001年8月〜9月 無重力でいびき激減 他
2001年1月〜7月 酒場の恋は長続きしない 他
2000年1月〜12月 水素ビールが日本で大人気 他
1999年1月〜12月 藤原道長にも「不適切な関係」 他


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